渋谷の東急本店で、今日まで「勘三郎への道 十八代目中村勘三郎ワールド」が開かれていた。
勘三郎を中心とした襲名披露の舞台までの軌跡を大判の写真パネルで展示する簡素な展示会だが、勘三郎の晴れ姿が清清しくファンには恰好の見ものであろう。
写真パネル以外には、歴史的な資料は別として、白波五人男 弁天小僧菊之助、連獅子、三人吉三の舞台衣装と舞台などの紹介ビデオ、シアターコクーン歌舞伎のポスター、それに、余程嬉しかったのであろう、TVでも勘三郎が喋っていたニューヨーク・タイムズのBen Brantleyの2004年7月20日の劇評が展示されていた。
入り口では、まず、夏祭浪花鑑の団七の屋根上での立ち回りと片肌脱いだ刺青姿の団七の壮絶な写真(篠山紀信撮影)が出迎えてくれる。
写真は、篠山紀信の撮影は名前入りだが、他のは、松竹の専門家が撮影したのであろう。何時も、二階の最前列にカメラを抱えて若い女性カメラマンが撮影しているが、その類の写真かも知れないが、中々、良い舞台写真である。
興味深かったのは、先代勘三郎と最後の連獅子の共演舞台写真と親子の押隈、それに、腕白ざかりの勘九郎ちゃん時代の親子写真で、舞台に出るのが嫌で逃げている写真や先代幸四郎の鏡台の前で悪戯をしている写真などあり、微笑ましい。
とにかく、水も滴る(?)良い女を演じれば、豪快な任侠も演じ、颯爽たる若殿もバカボンも演じ、渋い侍も演じれば、タップを踏んで軽快に踊る、とにかく、東西切っての器用な大役者の舞台写真を観るだけでも楽しい、そんな展示会であった。
会場の横の東急の店舗では、勘三郎の本や記念品などの他に、「江戸の文化と和雑貨展」が開かれていて、和紙人形から扇、着物関連グッズ、等々昔懐かしい江戸情緒を感じさせてくれる品々が展示即売されていて興味深かった。
勘三郎を中心とした襲名披露の舞台までの軌跡を大判の写真パネルで展示する簡素な展示会だが、勘三郎の晴れ姿が清清しくファンには恰好の見ものであろう。
写真パネル以外には、歴史的な資料は別として、白波五人男 弁天小僧菊之助、連獅子、三人吉三の舞台衣装と舞台などの紹介ビデオ、シアターコクーン歌舞伎のポスター、それに、余程嬉しかったのであろう、TVでも勘三郎が喋っていたニューヨーク・タイムズのBen Brantleyの2004年7月20日の劇評が展示されていた。
入り口では、まず、夏祭浪花鑑の団七の屋根上での立ち回りと片肌脱いだ刺青姿の団七の壮絶な写真(篠山紀信撮影)が出迎えてくれる。
写真は、篠山紀信の撮影は名前入りだが、他のは、松竹の専門家が撮影したのであろう。何時も、二階の最前列にカメラを抱えて若い女性カメラマンが撮影しているが、その類の写真かも知れないが、中々、良い舞台写真である。
興味深かったのは、先代勘三郎と最後の連獅子の共演舞台写真と親子の押隈、それに、腕白ざかりの勘九郎ちゃん時代の親子写真で、舞台に出るのが嫌で逃げている写真や先代幸四郎の鏡台の前で悪戯をしている写真などあり、微笑ましい。
とにかく、水も滴る(?)良い女を演じれば、豪快な任侠も演じ、颯爽たる若殿もバカボンも演じ、渋い侍も演じれば、タップを踏んで軽快に踊る、とにかく、東西切っての器用な大役者の舞台写真を観るだけでも楽しい、そんな展示会であった。
会場の横の東急の店舗では、勘三郎の本や記念品などの他に、「江戸の文化と和雑貨展」が開かれていて、和紙人形から扇、着物関連グッズ、等々昔懐かしい江戸情緒を感じさせてくれる品々が展示即売されていて興味深かった。