この口絵写真の「獅子頭」は、小さなちじれた葉がびっしり密集したモミジで、常時、濃い緑の葉なのだが、ここ2~3日寒い日が続いたので、一気に、鮮やかに紅葉した。
久しぶりの綺麗な夕日に照らされて、逆光に透かした葉の鮮やかさは格別である。
まだ、鉢植えの1メートルくらいの小さな株なのだが、中々、風格があって良い。
もう殆ど散ってしまったのだが、ほっそりと長く伸びた葉が優雅な「万葉の里」の葉が、何枚か枝の先に残っていて、身をくねらせたような姿が面白い。
ぎざぎざの細い葉がスッキリと伸びた「紅枝垂れ」も、僅かに枝先に葉が残っているのだが、案外、それを見ているだけでも、カメラを向ければ絵になる。
やはり、全体を見て楽しむためには、オーソドックスなヤマモミジやイロハモミジの方が良い。
私の庭には、昔、永観堂の庭のモミジの種を頂いて育てた3本のモミジが植わっていて、大分大きくなって、毎年、鮮やかな紅葉を見せてくれる。
日照の関係で、葉が枯れたりちじれなければ、綺麗な紅葉になるのだが、京都のモミジのように、殆どの葉が無傷で綺麗なままと言うのは少ない。
しかし、今年は、近所のモミジも美しい紅葉になっているので、天気に恵まれたのかも知れない。
毎年、出かけて楽しんでいる近くの公園に出かけたのだが、残念ながら、最盛期を過ぎていて、半分葉が散ってしまっていた。
斜面に植えられたモミジの大木が垂れ下がってトンネルのように小道を覆っていて、その奥にある、大きなドウダンつつじが、真っ赤に色づいていて、夕日を浴びて輝いていると非常に美しいのである。
残念ながら、トンネルの方のモミジが貧弱で、その上に、ドウダンつつじの上の方に、無粋な家が建ってしまって、写真にも、絵にもならなくなってしまった。
帰りに、鬱蒼とした竹藪に囲まれた田んぼの傍に、1本の鮮やかに色づいた最盛期のイロハモミジの木が残っていて、他を圧している光景に出くわした。
やはり、湿気の多いところのモミジは、乾燥に晒されない所為か、葉の枯れが少なくて、綺麗な元の姿のままの葉を保っていて、それが、少しずつ色づいて行くグラデュエーションが美しいのである。
ブルーベリーの葉も、鮮やかに紅葉を始めた。
1円玉くらいの楕円形の小さな葉が、真っ赤に染まって遠くから見ると中々風情があって良く、逆光に照らすと真っ赤に透き通って美しい。
隣の空き地のススキの葉っぱが黄色に色づいていて、ススキの穂は真っ白の綿帽子のように膨れて風になびいており、そのコントラストが、正に晩秋の雰囲気である。
百舌鳥やジョウビタキが、私の庭に来ている。
スズメやヒヨドリは何処へ行ったのであろうか。
久しぶりの綺麗な夕日に照らされて、逆光に透かした葉の鮮やかさは格別である。
まだ、鉢植えの1メートルくらいの小さな株なのだが、中々、風格があって良い。
もう殆ど散ってしまったのだが、ほっそりと長く伸びた葉が優雅な「万葉の里」の葉が、何枚か枝の先に残っていて、身をくねらせたような姿が面白い。
ぎざぎざの細い葉がスッキリと伸びた「紅枝垂れ」も、僅かに枝先に葉が残っているのだが、案外、それを見ているだけでも、カメラを向ければ絵になる。
やはり、全体を見て楽しむためには、オーソドックスなヤマモミジやイロハモミジの方が良い。
私の庭には、昔、永観堂の庭のモミジの種を頂いて育てた3本のモミジが植わっていて、大分大きくなって、毎年、鮮やかな紅葉を見せてくれる。
日照の関係で、葉が枯れたりちじれなければ、綺麗な紅葉になるのだが、京都のモミジのように、殆どの葉が無傷で綺麗なままと言うのは少ない。
しかし、今年は、近所のモミジも美しい紅葉になっているので、天気に恵まれたのかも知れない。
毎年、出かけて楽しんでいる近くの公園に出かけたのだが、残念ながら、最盛期を過ぎていて、半分葉が散ってしまっていた。
斜面に植えられたモミジの大木が垂れ下がってトンネルのように小道を覆っていて、その奥にある、大きなドウダンつつじが、真っ赤に色づいていて、夕日を浴びて輝いていると非常に美しいのである。
残念ながら、トンネルの方のモミジが貧弱で、その上に、ドウダンつつじの上の方に、無粋な家が建ってしまって、写真にも、絵にもならなくなってしまった。
帰りに、鬱蒼とした竹藪に囲まれた田んぼの傍に、1本の鮮やかに色づいた最盛期のイロハモミジの木が残っていて、他を圧している光景に出くわした。
やはり、湿気の多いところのモミジは、乾燥に晒されない所為か、葉の枯れが少なくて、綺麗な元の姿のままの葉を保っていて、それが、少しずつ色づいて行くグラデュエーションが美しいのである。
ブルーベリーの葉も、鮮やかに紅葉を始めた。
1円玉くらいの楕円形の小さな葉が、真っ赤に染まって遠くから見ると中々風情があって良く、逆光に照らすと真っ赤に透き通って美しい。
隣の空き地のススキの葉っぱが黄色に色づいていて、ススキの穂は真っ白の綿帽子のように膨れて風になびいており、そのコントラストが、正に晩秋の雰囲気である。
百舌鳥やジョウビタキが、私の庭に来ている。
スズメやヒヨドリは何処へ行ったのであろうか。