熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

京成バラ園:バラの乱舞

2014年05月19日 | 花鳥風月・日本の文化風物・日本の旅紀行
   鎌倉からは大変だったが、通いなれた京成バラ園のバラを見たくて、朝早く出かけた。
   午後の宝生能楽堂での能楽祭鑑賞に間に合うように、水道橋へ帰らなければならないので、ほんの2時間弱だったが、満開のバラ園で、楽しいひと時を過ごすことが出来た。
   バラ園のHPの14日の写真を見た時には、随分緑が多いと思ったのだが、行ってみると、もう、最盛期をオーバーしたと思えるような咲き具合であった。
   ガーディナーに聞いたら、2~3日で一気に咲きはじめて、今年は、開花が早いと言う。

   何時もは、客足が途絶えた閉園間際に入って、静かになったバラ園で過ごすのだが、今回は、午前中だったので、平日とは言え、かなりの人出だった。
   私は、時間の関係で、移動せずにイングリッシュローズが植わっているバラの丘で、写真を撮って過ごした。
   雨や強風などに、それ程、当たっていない筈だったが、綺麗な無傷の花を探すのが難しいくらいであったから、大分、咲き切ってしまったのであろう。

   昨年あった位置で、同じ花の咲き具合を確かめようと思ったのだが、殆ど、植え替えられていて、同じイングリッシュローズを探すのは殆ど無理であった。
   必ずしも新しく作出されたバラではなかったが、私の知らないイングリッシュローズが多く植わっていて、楽しむことが出来た。
   私が好きなファルスタッフを見つけたのだが、かなり、大きな木に育っていて、深紅のシックな花弁のバリエーションが興味深かった。
   私の庭のファルスタッフも、咲き始めたところである。
   もう一つ、わが庭のアブラハム・ダービーも、陽に輝いていた。
   
   
   

   イングリッシュローズは、オールドローズとモダンローズの性格を合わせ持っているので、カップ咲きの花弁の多い花でも、蕾から咲き始める頃には、昔懐かしい典型的なHTの咲き方をするのだが、私は、その頃の花姿が好きなので、追っ駆けるのだけれど、一気に咲き切ると、自然の樹形なので、中々探すのが難しい。
   とにかく、バラの名前などを一々覚えてはおれないので、綺麗な花を探しながら、歩いただけだが、結構楽しめるのである。
   いくらか、スナップ写真を並べてみると、
   
   
   
   
   
   
   
   
   

   他の所で、一重のバラが咲いていたが、同じ木でも色のバリエーションが豊かな木があるなど面白く、風に靡く姿など、中々面白い。
   このバラ園には、随分、沢山の種類のバラが植えられていて、一つ一つ見て行くと楽しいのだが、やはり、時間を限って、バラを鑑賞するのは、良いことではなさそうである。
   千葉に住んでいた時には、何回もこの京成バラ園に通えたのだが、今年は、そうもいかないのが残念でもある。
   
   
   
   
   
   
   

   もう一つ、呼び物は、ベルサイユの薔薇と鈴木省三生誕100年記念のミスター ローズ であろう。
   やはり、目立つ独特なバラである。
   
   
   
   

   瀬奈じゅんへのオマージュのバラ・アライブも良い。
   イングリッシュローズをバックにした高台から、アライブの花越しに広大なバラ園を展望するのは素晴らしい。
   
   
   


   もう少し、バラ園の雰囲気を追加すると、
   
   
   
   
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする