熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

札幌そして小樽への旅(1)

2014年05月28日 | 花鳥風月・日本の文化風物・日本の旅紀行
   久しぶりに、私用を兼ねて、4泊5日の札幌旅に出た。
   これまでにも何回か札幌には来ているので、観光と言う訳でもないが、二日目午前中に時間があったので、すすきののホテルから、大通公園に出かけた。
   街路樹などのライラックも、紫がかった綺麗な房状の花を付けていて、綺麗だなあと思っていたら、大通公園で、第56回さっぽろライラックまつりをしていた。
   
   

   ワインガーデン2014リラ・マリアージュと言う催しとかで、メイン会場にずらりとワイン会社のブースが並んでいて、その両翼をコ型に、沢山の飲食店のブースが取り囲み、通行部分を残して、その中にテントを張った円形の食卓を並べた飲食スペースが設えられていて、大変な賑わいである。
   北海道産ワインと北海道の食による食べ合わせ味覚体験をにぎわいあふれる大通公園で体験と言う趣向で、中々、気の利いた楽しいイヴェントである。
   私は、一番空いていて客のいないブースで、十勝牛のなんとかと言う一皿を買って食べたのだが、午後から人に会うので、残念がら、ワインの試飲を断念せざるを得なかった。
   その隣の会場は、中高生などの楽団の演奏会で、ポピュラーな音楽が奏されて盛り上がっていた。
   私などクラシックファンで、ウィーンフィルやベルリンフィルやと言っている天邪鬼の人間には、一寸、食指が動かない。
   一番端の会場は、野点会場で、各流派の野点のブースが並んでいて、テントの中で野点が行われているようで、外の椅子で待つ人たちの列が続いていた。
   
   
   

   大通公園の花壇には、関東ではとっくに終わっているチューリップが綺麗に咲いていた。  
   まだ、八重桜の花が残っているところもあって、季節の差を感じて面白い。
   東京とは、まだ、随分気温の差があって、上着を着ていないと、まだ、大分寒い。
   
   

   その後、少し北の方へ歩いて、北海道大学植物園に入って、新緑で美しい庭園を散策した。
   殆ど人がいなくて、大都会の真ん中にある空間とは思えない静かで鬱蒼とした緑の杜の雰囲気を満喫した。
   近くに住んで通い詰めていたキューガーデンの散策を思い出して懐かしんでいた。
   温室の睡蓮、池畔のクリンソウ
   それに、北海道なら、スズラン
   まだ、八重桜も咲いている。
   
   
   
   
   

   札幌市時計台を見ると、やっと、札幌に来たと言う実感が湧く。
   前にとまっていた観光幌馬車を見ると、何となく懐かしい雰囲気になるのが不思議である。
   
   
コメント
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