良く行くコンビニのレジで、ポイントカードはお持ちですか?と良く聞かれる。
129円のお茶を買っても、そうである。
ポイントがついても、たったの1ポイントであり、殆ど無意味なので無視し続けていた。
ところが、電車の中で、伊藤元重教授の「流通大変動」を流し読みしていて、その理由が分かった。
ポイントカードの使用は、客の為ではなく、コンビニの為だったのである。
結論から言えば、客の詳しい情報を補足するために、客が特定できるポイントカードが非常にコンビニにとっては役立つと言うのである。
コンビニのお客の多くがリピーターであるので、このリピーターの客の把握のためには、これまでのPOSシステムでは、全く駄目だが、ポイントカードの情報を入れれば、「中年男性おにぎり3つ」だったのが、この客が、大坂から出張で偶々立ち寄った横山さんなのか、リピーターの隣の大工の熊さんなのか、瞬時に把握できる。
客の商品情報に加えて、顧客情報が取得可能となるのであるから、更にコンビニにとっては大切な情報が加わる訳で、情報処理システムにプラスとなる訳である。
本来なら、顧客のクレジットカードで支払いの処理が出来れば良いのであろうが、何しろ少額の買い物が多いので、コストが掛かってダメであろうし、それに、サンプルが多くなくては、役に立たないのであろう。
その点、百貨店やスーパーなどは、割引制度などを実施して、積極的に自社のためのクレジットカードの使用を奨励している。
先日、何時も通過しており、結構買い物をするので、大船駅に隣接するルミネで、クレジットカードを作ったのだが、そのクレジットカードを使えば、5%割引だが、他の店などとは違って、カードを示して、現金で買っても割引はないと言う。
クレジットカードに固守する政策である。
ところが、大船駅の構内の店は、何故か、顧客情報の把握には、全く関心がないのか、現金かSUICAしか使えなくて、一切、クレジットカードは認めない天然記念物のような店なのが面白い。
このリピーター情報を積極的に多用しているのがアマゾンで、最近、他のネットショップよりも、かなり安い時があるので、本以外にも利用することがある。
情報収集するためにクリックしただけで、「表示履歴 」が、一定期間保存されていて、関連商品などに関するダイレクトメールが頻繁に来る。
「この商品を買った人はこんな商品も買っています」と言うシステムなどは、他のショップでもやっているが、グーグルの検索と同じで、全く、関係のないような情報が飛び出していて、偶には、役に立つことがある。
とにかく、価格コムでも、楽天でも、アマゾンでも、クリックすれば、思いがけないページやHPなどに、その商品の広告が、煩い程、ポップアップしてきて、実に煩わしい。
これが、インターネットのインターネットたる所以なのであろうが、我々の個人情報が、クレジットカードや会員・メンバー入会情報や購買履歴などで、あっちこっちに無尽蔵に出ていて、それが、ネット上を駆け回っていて、いわば、我々はまる裸状態で、これらの情報を、何らかの形で総合すれば、個人の全体像が浮き彫りにされると言う。
コンビニのポイントカードから、大分脱線してしまったが、個人情報の保護と言いながら、いくら、ガードを張っても、保護できないのが、個人情報かも知れない。
デジタル時代のネット社会では、この情報が、正に、タカラであるからである。
129円のお茶を買っても、そうである。
ポイントがついても、たったの1ポイントであり、殆ど無意味なので無視し続けていた。
ところが、電車の中で、伊藤元重教授の「流通大変動」を流し読みしていて、その理由が分かった。
ポイントカードの使用は、客の為ではなく、コンビニの為だったのである。
結論から言えば、客の詳しい情報を補足するために、客が特定できるポイントカードが非常にコンビニにとっては役立つと言うのである。
コンビニのお客の多くがリピーターであるので、このリピーターの客の把握のためには、これまでのPOSシステムでは、全く駄目だが、ポイントカードの情報を入れれば、「中年男性おにぎり3つ」だったのが、この客が、大坂から出張で偶々立ち寄った横山さんなのか、リピーターの隣の大工の熊さんなのか、瞬時に把握できる。
客の商品情報に加えて、顧客情報が取得可能となるのであるから、更にコンビニにとっては大切な情報が加わる訳で、情報処理システムにプラスとなる訳である。
本来なら、顧客のクレジットカードで支払いの処理が出来れば良いのであろうが、何しろ少額の買い物が多いので、コストが掛かってダメであろうし、それに、サンプルが多くなくては、役に立たないのであろう。
その点、百貨店やスーパーなどは、割引制度などを実施して、積極的に自社のためのクレジットカードの使用を奨励している。
先日、何時も通過しており、結構買い物をするので、大船駅に隣接するルミネで、クレジットカードを作ったのだが、そのクレジットカードを使えば、5%割引だが、他の店などとは違って、カードを示して、現金で買っても割引はないと言う。
クレジットカードに固守する政策である。
ところが、大船駅の構内の店は、何故か、顧客情報の把握には、全く関心がないのか、現金かSUICAしか使えなくて、一切、クレジットカードは認めない天然記念物のような店なのが面白い。
このリピーター情報を積極的に多用しているのがアマゾンで、最近、他のネットショップよりも、かなり安い時があるので、本以外にも利用することがある。
情報収集するためにクリックしただけで、「表示履歴 」が、一定期間保存されていて、関連商品などに関するダイレクトメールが頻繁に来る。
「この商品を買った人はこんな商品も買っています」と言うシステムなどは、他のショップでもやっているが、グーグルの検索と同じで、全く、関係のないような情報が飛び出していて、偶には、役に立つことがある。
とにかく、価格コムでも、楽天でも、アマゾンでも、クリックすれば、思いがけないページやHPなどに、その商品の広告が、煩い程、ポップアップしてきて、実に煩わしい。
これが、インターネットのインターネットたる所以なのであろうが、我々の個人情報が、クレジットカードや会員・メンバー入会情報や購買履歴などで、あっちこっちに無尽蔵に出ていて、それが、ネット上を駆け回っていて、いわば、我々はまる裸状態で、これらの情報を、何らかの形で総合すれば、個人の全体像が浮き彫りにされると言う。
コンビニのポイントカードから、大分脱線してしまったが、個人情報の保護と言いながら、いくら、ガードを張っても、保護できないのが、個人情報かも知れない。
デジタル時代のネット社会では、この情報が、正に、タカラであるからである。