久しぶりの好天で、風が穏やかなので、歌舞伎座の夜の部の観劇の前に、新宿御苑を訪れた。
とにかく、ソメイヨシノが満開を迎えているので、大変な人出だが、オープンスペースが十分あるし、入園料を取っての公共公園なので、上野公園などのように場所取り風の光景はないし、それに、歌えや踊れのお花見ムードがないので、爽やかで良い。
それに、新宿門を離れてイングリッシュ庭園の奥の方へ入れば、空いているのだが、まだ、バラにもプラタナスにも早いものの、フレンチ庭園の方は人出がかなり多い。





私は、何時もの通り、新宿門を入ると、木々の間を抜けて、日本庭園の方へ向かった。
茶室楽羽亭の前のピンクの枝垂れ桜が満開で、人々が集まって、記念撮影をしている。
熱心なアマチュア・カメラマンが、三脚を構えて、人の波の切れるのをじっと待っているのだが、中々途切れない。
観光地などで、決定的な瞬間の綺麗な絵葉書が売っているのだが、これらの写真も、必ず人が途切れる瞬間を辛抱強く待って撮ったものだと言う。






次に行くのは、上の池の方だが、一寸高みの休憩所のところから、小さな小島のある方向へ向かっての景色が何時も、情緒があって良いので、ここで小休止する。
この島へ太鼓橋が渡されていて、秋には、紅葉に映えてススキが美しいのだが、今日は、芽吹いたばかりの素晴らしい新緑の柳の木が、桜の白と、ヤマブキの黄色とボケやハナカイドウなどのピンクなどの春の色彩を従えて、美しく光り輝いている。


目を左に転じて、対岸を臨む景色も桜や芽吹いた新緑の鮮やかなコントラストが美しい。
まだ、ススキが残っていて、一寸した情緒を残している。



上の池を渡って対岸に出ると、一気に狭くなるのだが、ここには、桜やハナカイドウや馬酔木やヤマブキなどが妍を競っていて、中々美しいのだが、顔をくっつけて記念写真を撮っている人がいるので写真にはならない。




そこから、左に目を転じて高みを望むと、真赤な椿の大木が目に飛び込む。
同じく右側に白い椿の大木が目に入る。
その上に、ソメイヨシノが淡い霞をたなびかせている。
この苑には、日本庭園の手前にツバキ園があるのだが、大きくなった椿の大木が密集していて、それ程美しくもないのは、光不足であろう。




この新宿御苑には、ソメイヨシノ以外にも、色々な桜の木が植わっていて、真っ白な桜から濃いピンクまで、鮮やかで美しい。
八重桜は、ちらほら咲き始めたのが、まだ、蕾が固くて、これからである。
満開になるのは、四月の中旬であろうが、ぐっと人波がひくので、その頃が見所であろうか。














私は、ソメイヨシノが、大きな幹から直接花房を伸ばして花を開いている風情が好きで、気が向くとカメラを向けている。




新宿御苑に入ったのも、遅かったので、十分に散策できなかったのだが、人ごみを分けて、退出し、中村鴈治郎襲名披露公演の歌舞伎座に向かった。
とにかく、ソメイヨシノが満開を迎えているので、大変な人出だが、オープンスペースが十分あるし、入園料を取っての公共公園なので、上野公園などのように場所取り風の光景はないし、それに、歌えや踊れのお花見ムードがないので、爽やかで良い。
それに、新宿門を離れてイングリッシュ庭園の奥の方へ入れば、空いているのだが、まだ、バラにもプラタナスにも早いものの、フレンチ庭園の方は人出がかなり多い。





私は、何時もの通り、新宿門を入ると、木々の間を抜けて、日本庭園の方へ向かった。
茶室楽羽亭の前のピンクの枝垂れ桜が満開で、人々が集まって、記念撮影をしている。
熱心なアマチュア・カメラマンが、三脚を構えて、人の波の切れるのをじっと待っているのだが、中々途切れない。
観光地などで、決定的な瞬間の綺麗な絵葉書が売っているのだが、これらの写真も、必ず人が途切れる瞬間を辛抱強く待って撮ったものだと言う。






次に行くのは、上の池の方だが、一寸高みの休憩所のところから、小さな小島のある方向へ向かっての景色が何時も、情緒があって良いので、ここで小休止する。
この島へ太鼓橋が渡されていて、秋には、紅葉に映えてススキが美しいのだが、今日は、芽吹いたばかりの素晴らしい新緑の柳の木が、桜の白と、ヤマブキの黄色とボケやハナカイドウなどのピンクなどの春の色彩を従えて、美しく光り輝いている。


目を左に転じて、対岸を臨む景色も桜や芽吹いた新緑の鮮やかなコントラストが美しい。
まだ、ススキが残っていて、一寸した情緒を残している。



上の池を渡って対岸に出ると、一気に狭くなるのだが、ここには、桜やハナカイドウや馬酔木やヤマブキなどが妍を競っていて、中々美しいのだが、顔をくっつけて記念写真を撮っている人がいるので写真にはならない。




そこから、左に目を転じて高みを望むと、真赤な椿の大木が目に飛び込む。
同じく右側に白い椿の大木が目に入る。
その上に、ソメイヨシノが淡い霞をたなびかせている。
この苑には、日本庭園の手前にツバキ園があるのだが、大きくなった椿の大木が密集していて、それ程美しくもないのは、光不足であろう。




この新宿御苑には、ソメイヨシノ以外にも、色々な桜の木が植わっていて、真っ白な桜から濃いピンクまで、鮮やかで美しい。
八重桜は、ちらほら咲き始めたのが、まだ、蕾が固くて、これからである。
満開になるのは、四月の中旬であろうが、ぐっと人波がひくので、その頃が見所であろうか。














私は、ソメイヨシノが、大きな幹から直接花房を伸ばして花を開いている風情が好きで、気が向くとカメラを向けている。




新宿御苑に入ったのも、遅かったので、十分に散策できなかったのだが、人ごみを分けて、退出し、中村鴈治郎襲名披露公演の歌舞伎座に向かった。
