6年生に対して厳しい指導を入れる

新チーム発進まで10日となりました。真剣みもどんどん増してきました。チームは練習すればするほど良くなっていく上昇気流に乗せることができました。ここで失速させるわけにはいきません。そんな理由に加えて、6年生の進路に向けての指導を重ね合わせて、少々厳しい指導を入れさせてもらいました。

6年生の保護者の皆さんが掲示板を読んでくださると良いのですが・・・

6年生に対してはほとんど指導らしい指導をすることない最近でしたが、さすがにゆるみきった気持ちでいられると新チームに悪影響を与える時期になりました。加えて、進学先中学に練習に行く子も出てきました。
ここをひとつの節目と感じましたので、学業面での指導をさせてもらいました。

「小学校の通知表でABCのうちCがつくというのは、よほど勉強していないからだ。2学期の成績でCがひとつでもある人は、新チームの支部決勝が終る2月11日まで家で猛勉強していなさい。Cなどがあったら中学の勉強にはついていけない。バレーしかできないバレー馬鹿にはなるな。」

「越境して中学進学するということは、辰巳小の看板をしょっていくことだ。それがバレーしかできないなどと思われたら後輩が困る。勉強の努力ができないならば地元の中学に進学しろ。」

「もしバレーの練習がしたいのならば、次の練習までに3学期の学習計画書を立ててきなさい。これは6年生全員の課題とする。書いてこない場合は練習をさせません。」

「新チームは10月からずっと、『馬鹿にはバレーはできない。バレーも勉強も普通以上の“努力”をしなさい』と、厳しく言われ続けてきた。6年生だって同じことだ。たしかにバレーボールへの努力は普通以上にやってきた6年生だからそれは認める。ならば勉強への努力もできるはずではないか?」


6年生チーム女子4番、5番は、強い意志で私に自分の状況を説明にしにきたので、具体的に苦手とする勉強の状況を聞き、通知表の見方までていねいに教え、その成績が上がらないならばこういう努力をすれば良いとまでアドバイスしました。2人については、こうして話ができるまでによく成長したものだなぁと感心もし、良い人格形成ができてきたなぁとも思いました。
女子1、3番、男子4番は成績優秀で指導の対象とはならず、新チームの練習相手をしっかりやってもらいました。

他の子は、ただただどうしたらいいのか頭が回らなかったらしく、立ち尽くすのみ。これでは進学先での学業生活が思いやられます。

6年生の保護者の皆さんは、バレーのことばかり考えるのではなく、勉強のこともしっかり考えてあげてくださいね。「学校は勉強する所」ですからね。
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