3番さんの質問への答え

『ボールより早く動くにはどうしたらいいですか?』

人間は100mを10秒で走るオリンピック選手でも、1分で600m、10分で6000m、60分で36000m=時速36㎞です。小学生の君たちのスピードは50mを7~10秒でしょうから、時速になおせば18~25㎞です。とっても遅い。

そしてスパイクのスピードを考えると、小学生のスパイクでも強く打てる子のスパイクスピードは時速80~100㎞は出るでしょう。

ボールより早く動ける人間なんていません。

ではどうするのか?

ボールが来るところに立っていられれば良いのです。これを「読み」と言います。バレーボールをよく知っている人は、相手の様子を見て先回りができます。待っているところにボールが来るのですから、「はい、ありがとうございま~す!」と言いながら、かる~くレシーブしちゃえばいいのです。
でも、これが一番難しい技ですけどね。


もうひとつの考えは、相手が十分なスパイクを打てないように、サーブなどでくずしてしまうことです。そうすればゆっくりしたスピードのボールが返ってきて、こちらのペースに持っていけます。
ただし、辰巳新チームは、このチャンスボールまでミスしてしまうのですから、もっともっと基礎練習が必要なのです。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

江東区1次予選の結果

Aリーグ 1位(東雲) 2位(三砂) 3位(辰巳)
Bリーグ 1位(大島中央) 2位(ジュニアファイターズ) 3位(数矢)
Cリーグ 1位(二砂) 2位(三大) 3位(ロビンズ)


道はかなり険しくなりました。都大会なんて夢の夢です。支部決勝に残れるかどうかという状況です。辰巳ジャンプが支部決勝に残れなかったのは、過去に1回だけです。しかもその時は、翌年の都大会初出場を何が何でも勝ち取ることを優先させるために経験を積ませようと「捨てた試合」でした。

チーム史上最悪の結果となるか、それともこれまでの辰巳っ子の伝統である「崖っぷちからの復活」を果たせるか。勝敗のポイントはただひとつ。エースの決定力+精神力です。

今日も勝てる試合を落としている。5セットやって、中盤の10点以降のスパイク決定数がなんとたったの2本でした。

勝ちたいと言ったって、やるべきことをやらなければ勝てはしませんね。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )