この素晴らしき子どもたち

昨日、遠足が天候不良で延期になった。
朝から「おでかけモード」で登校してきた子どもたちには酷な出来事であろう。
子ども達は本当に残念な表情をしていた。

しかししかし!
「子どもの心の宝もの」はそんな中でも見つかるものだ!!!

こんな声が私の耳に入ってきた。

「あ~あ、今日は遠足に行くのに張りきってきたのになぁ・・・1年生を連れて行く役目を楽しみにしていたんだ~・・・」

お~っ!
自分の楽しみのことじゃなくて、1年生の世話をすることを目標にしていた遠足!
人のために動くことに喜びを感じているからこそ出てきたつぶやき!

すごい!すごい!
高学年として、頼もしく、素晴らしい子どもの「輝く心」を発見できた瞬間、担任としての喜びは最高潮に達する。



場所と子ども達を変えて今日。
辰巳ジャンプの練習をした。

マインドマップでメンタル面を鍛えに鍛えているため、モチベーションが上がった状態で子ども達は練習に参加してくる。

少し課題の高い練習をやってもらった。だからなかなか課題を達成できない。
何度も何度も挑戦するが、惜しいところで失敗してしまう。
私も見かねて、
「もうやめておく?」
と声をかけるが、
「いいえ、まだまだやらせてください!」
と、真っ赤な顔をして答えてくる子ども達。

小学生の子どもは、目標を達成したいと強く思うと、ブレーキをかけずに素直に挑戦を続けることが多い。監督からやらされているのではない。自分で目標を感じてやっている練習だ。効果が大きいに決まっている。


ゆったりと過ごすゴールデンウイークも良いだろう。
しかし、それは私の性分ではない。

子ども達といっしょに張りのあるゴールデンウイークを過ごす方が、やっぱり性に合っている。

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脳活性法スペシャル「質問コーナーを再現した」マインドマップ

4月29日の放送ではすべての質問は放送されませんでした。
しかし、その内容は非常に参考になることばかりで、このまま記憶から消してしまうにはあまりにも惜しい。そんな気持ちから、マインドマップをかいていきました。

私の主観が少しだけ入っている部分もありますが、80%は再現できていると思いますので、この記事に関心を持たれた方はどうぞ参考にしてください。

なお、質問は順不同にならんでいます。


(質問1)脳のモードの切りかえ方を教えてください。

アウェー戦を挑むことがモードの切りかえにつながる。自分の話が通じない人と接触したときほど、自分自身も気づかなかったモードが出てくる。例えば、日本語の得意な外国人と話すときのモードが象徴的。普通の日本語で話せばいいのに、不思議と外国語風の日本語を使ってしまう。これは脳が環境の変化に適応しようとしているから起こるモード変化である。
だから、具体的な動作を起こすことが、モードスイッチの切りかえにつながる。身体状況の変化を脳が察知し、無意識のうちに自分をコントロールしようとする。


(質問2)新規事業などでリーダーシップを発揮したいのだがどうしたら良いか。

新規事業には不確実性が伴う。人間の脳はバランスをとって確実性を確保したがるもの。不確実と確実のてんびんがつりあっているようにする必要がある。
確実性とはリーダーの「確たるビジョン」であり、錨のように「揺るがぬ信念」である。


(質問3)自分は決断力が弱い。どうしたら決断力が強くなるか。

まず、時間はこの世で最も貴重なものであるという自覚をしてほしい。
あとは、自分を信じて開き直ることも必要である。「正解はないかもしれないから大丈夫!やってみよう!」くらいの開き直りをする。
ただ、「自分のことが良く見えている」から決められないのかもしれない。それは長所だと考えても良いだろう。


(質問4)数字系のものは頭に入るが、カタカナなどの文字に弱い。なぜ?

脳の形にも個性がある。長所と短所は表裏一体のものである。それは別の時に顕れるのではなくて同時に顕れる。突出したものを持っている人は、同時に欠落した部分も大きいということが多い。
脳は日々成長している。

最近は成長のための「通過儀礼」というものがなくなってきている。通過儀礼を乗り越えると人間は劇的に変化する。脳の回路は絶えず変化している。一生をかけて陶冶していくことが大事である。


(質問5)自分は飽きやすい性格である。どうしたら飽きにくくなるのか。

実は人間だけが飽きることのできる動物なのである。他の動物は飽きるなんて思うことなく生きている。人間は飽きることで新しさを求めていく。それが進歩のパワーとなっている。
恋人である彼や彼女に飽きてしまうということではなく、自分自身が成長していき、相手の良さを発見していくという姿勢を持てると良い。他人の変化に頼るのではなく、自分が成長することで相手と接することが大事である。


(質問6)センスはどう考えたら良い?

センスというのは脳の働きの中でも高度な動きである。その人の歩んできた人生が大きく影響してくる。それでも、何らかのきっかけで才能が開花することがある。
自分自身に問いかけてみることが大事である。
問いを発すると、脳内に空間ができ、それを埋めようとするのが脳の働きである。


(質問7)バイリンガル脳の人よりも話せるようになるのか?

やはり幼少期から外国語に接している人とそうでない人では脳の回路が違っている。しかし、要は努力の問題で、本気の努力をどれだけするかが大事だ。


(質問8)文系タイプと理系タイプというのがあるが実際はどうなのか?

本来、文系も理系も決まってはいない。実はどの人も、最初の成功体験がきっかけになって、文系とか理系への指向に転がるわけである。その体験は小さいものでも大きいものでも関係なく、その人の指向を決めたりしている。計算問題を苦労して解いたら先生にほめられたとか、物語本を読んだらすごく楽しかったとか。
脳に文系理系の境界はない。自分を文系理系と決めずに変化の可能性を信じた方が良いのではないか。


(質問9)茂木先生もブログを書いているが、ブログを書いた方が良いのだろうか。

私は朝ブログを書いているが、ブログを書くことで前日のことを振り返ることができる。書くことで記憶にも残るし、毎日人に見られる状況で文章を書いていくと創造性も高まる。ブログは新しいコミュニケーションも生まれる。書いていると人生設計につながっていくこともあろう。社会との窓口であり、上手に活用すれば自分の生活に良い変化をもたらしてくれることが多い。書くことをお薦めする。


(質問10)職業上、あまりしゃべることなく手だけを動かす作業が多い状況なのだが、脳が偏らないか?

手というのは最も複雑な動きをする身体部位である。指のひとつひとつがすべて違う動きと役割をしている。脳にも良い刺激を与えるので、指を使った仕事というのは脳の変化にすごく良いものだ。
(この質問はマインドマップには書き切れませんでした)

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以上、長くなったので私の意見を書くのはやめておきます。

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