マインドマップ研修会(江東区生活指導主任研修会)

今日は江東区の生活指導主任研修会が江東区教育センターで行われました。

今回、7月3日に私が行った研究授業で講師をしてくださった教育委員会指導主事の先生がこの研修実現のために積極的に動いてくださり、ブザン教育協会理事の内山雅人先生を講師として招いての「マインドマップ研修」が開催されました。

研修でマインドマップを学ぶことが決まったのが夏休みに入ってからだったこともあって、学校現場に研修内容が伝わりきれない状況でした。
参加する先生方の中には「マインドマップなんて聞いたこともない!」「なんでカラーペンを持ってくこなくちゃいけないの?」「えっ?マインドマップの研修をするんだ!」という方も多いという難い雰囲気の中。講師の内山先生も大変だったことでしょう。また、参加された先生方も大変だったことでしょう。
そんな中でもたくさんの先生方の関心を高め、帰りには用意したパンフレットやDVDがすべてなくなるだけのセミナー内容を展開したことに、私としては「さすがだな~!」と感心するばかりでした。



この研修会には江東区の全小中学校の生活指導主任の先生方、そして10年研修の先生方約80名が参加し、また、教育委員会指導室の先生方も参加してくださいました。これだけの先生方に1日にして「マインドマップ」を使うと脳が開発されることや「気づきの力」、「イメージの力」を使うと想像を超える能力が出せることなどを伝えることができたのは画期的なことです。
区内全校にマインドマップを知っている先生が誕生したわけです。大げさですが、これはおそらく日本初の出来事なのではないでしょうか。もしかしたら歴史的な1日?????そうなるようにしたいですね。


トニー・ブザン氏が5月に来日した時にこういうことを言っていました。
「学ぶことをすべて学んでから学び方を学ぶのか?学び方を学んだ後にすべてのことを学んでいくのか?我々は、後者の道を選んで進んでいこう!」

私たち教師は総合的な学習導入以来、「学び方を学ばせるのだ」と言われて10年以上も指導してきました。しかし、はたして本当に「学び方を教えることができた」と自信を持って言うことができるでしょうか?多くの先生方が「どうしたら学び方を学ばせることができるのか」と悩んできたのではないでしょうか?
私自身がそうです。子どもたちに「学び方を学ばせられた」とは決して言えません。

マインドマップと出会い、脳の使い方=メンタルリテラシーを知ったことをきっかけに、子どもたちを「確かな学び方」に導き始めているのかなと少し感じる程度です。



さて、今日の内容を私なりにマインドマップにしました。
3時間という短い時間だったので、マインドマップをかくという実習ができませんでしたが、今回はマインドマップというものがあって、それを使うとこれまでの教育ではできなかったことができるようになるということを感じていただければOKなのかなと思いました。


残念ですが、3時間の内容ではマインドマップを使えるようになるまでのことを伝え切ることはできません。
先生方、マインドマップを授業や生活指導、部活指導で使うために身につけたいという場合は、どうかあらためてセミナーを受けてください。絶対損はしませんよ!


今日の研修会で東京新聞社記者の井上さん、(株)コミュニケーションデザインの福井さんと知り合う。
井上さんは生活部の記者の方。(こちらが記事のひとつ)
福井さんは広報担当の方。(こちらがブログ)
早くも貴重な情報をいただきました。
これからもいろいろと助けていただきま~す!

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遠竹 智寿子,月刊アスキー編集部
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