【本の紹介】 池上彰さんもお薦め! 名作のマンガ本シリーズ

ここに紹介するマンガ本の数々は、日本文学の名作と言われるものをマンガ化したものです。
書店に並んでいる本の帯には池上彰氏の推薦の言葉が書かれています。
「時代を超えて読み継がれる名作はマンガになっても面白い!」
小学校中学年の子どもたちにはちょっと難しい本もありますが、マンガなら読めます。

また、二十代の若手教師の皆さんの中には、まだここにあげたような本を読んでいない方もいることでしょう。
まずはマンガから手にしてイメージをつかみ、次に原著を読んでみるという方法もありだと思います。

吾輩は猫である (ホーム社 MANGA BUNGOシリーズ)
小鳩 チロル
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野菊の墓 (ホーム社 MANGA BUNGOシリーズ)
知念 政順
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走れメロス・富嶽百景 (ホーム社漫画文庫) (MANGA BUNGOシリーズ)
高芝 昌子,太宰 治
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蜘蛛の糸・鼻・芋粥 (ホーム社漫画文庫) (MANGA BUNGOシリーズ)
芥川 龍之介,日高 トミ子
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風の又三郎・よだかの星 (ホーム社 MANGA BUNGOシリーズ)
原田 梨花
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ビルマの竪琴 (ホーム社漫画文庫) (MANGA BUNGOシリーズ)
竹山 道雄,田中 正仁
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雪国 (ホーム社漫画文庫) (MANGA BUNGOシリーズ)
川端 康成,空木 朔子
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舞姫 (ホーム社漫画文庫) (MANGA BUNGOシリーズ)
藤丞 めぐる,森 鴎外
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念願の公益法人に認可されました!

2007年より教育に「マインドマップ」をはじめとした新しい学びを取り入れていこうという試みをスタートして以来3年。当初よりひとつの大きな目標としてきた「公益社団法人」の認可がとうとう降りました。

10月1日、学び方を学ぶという考え方である「メンタルリテラシー教育」を日本に普及するために活動をしてきた「学び力育成協会」が、内閣府公益認定等委員会から「公益社団法人」に認定されたのです。

何の実績もなかったどころか、団体組織すら何もない状態からスタートをして、たった3年間で政府に認められた。しかもこれからの日本の動向を先駆けて政策を進めていく内閣府の認可となります。この間の協会スタッフの皆さんのご努力はとても文字にはできないほど貴いものだと感じます。

認可のお知らせは「学び力育成協会」のマインドマップ検定サイトで発表されていますのでリンクさせていただきます。

マインドマップ検定WEB


私たちマインドマップフェローが、この「メンタルリテラシー教育」のスタートにあたって考えた大きな夢はまだまだたくさんあります。そのビジョンから考えれば、公益社団法人の認可はひとつの大きな分岐点であり、ここからまた大きな歩みを進めていけるパワーを日本国からいただいたのだと感じます。

私たちは「日本の教育力は世界一」だと確信しています。
もっともっと自信を持って良いはずなのです。

私たち日本の教育界だけでなく、ビジネス界・政界・スポーツ界等々、すべての分野の人々が協力して、これから新しく創造したものを、「世界へ!世界へ!」と広めていくために、“最も地道な”フェローの活動が求められていると思うのです。


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マインドマップで作文すらすらワーク (ドラゼミ・ドラネットブックス)

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マインドマップ英語勉強法
クリス・フォスケット,沢田淳子
サンマーク出版

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【本の紹介】 「イーハトーブ農学校の賢治先生」

イーハトーブ農学校の賢治先生 (ビッグコミックススペシャル)

小学館

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本の画像はまだありません。
9月に発刊されたばかりのマンガです。

宮沢賢治の教師時代4年4か月、1580日をマンガにした本です。
著者のあとがきによると、元になっている本は佐藤成先生の二冊の著書『証言宮沢賢治先生 - イーハトーブ農学校の1580日』『宮沢賢治の五十二箇月 - 教師としての賢治像』だということです。


このマンガ本は、教育の仕事にたずさわる者として読んでおいた方が良い本だと感じました。「教師・宮沢賢治」の姿を生き生きと表現していますし、教師として子どもたちをどう育てていけばいいのかという模範を示してくれている内容です。読後には、ますます宮沢賢治について勉強しなくてはいけないなと感じることでしょう。

また、このマンガを読むと、賢治の童話や詩が一歩深く読めるようになった感じがします。



あとがきの中で、著者の魚戸おさむさんはこう書いています。


 何よりも僕がこの作品を描きながら学んだことは、「農業の大切さ」「食の大切さ」「人との関わりの大切さ」でした。
 そうなのです。賢治は当時すでに、現代の我々が直面し大きな問題となっている事象を生徒に伝えていたのです。それも丁寧に丁寧に。それらは本来、我々日本人が大切に思い、忘れてはならない根源的なことなのだと彼が確信していたからに他なりません。


そして最後に、こうも書いています。


本作品が、全国の小中高大学や町の図書館などに並べてもらえることを夢見ています。
“宮沢賢治の心”を未来の日本人にも知ってもらうために!!
ですよね、賢治先生?


大きな夢、普遍的な夢、抽象度の高い夢は、多くの人の心を動かします。
私は著者の魚戸さんの「宮沢賢治のような温かな心を、今の日本人の心にも灯したい」という思いを感じました。


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『(㈱)ワコム』さんのサイトで紹介していただきました

私は昨年から、㈱ワコムさんが開発した「液晶タブレット」という教材提示装置のモニターとして授業活用を進めてきました。7月には授業の取材をしていただき、算数の「垂直と平行」の単元で、子どもたちに平行線をかかせ、液晶タブレットで発表をする授業を行いました。

その記事がワコムさんのサイトで紹介されています。
どうぞご覧ください。



[教育ソリューション] 導入事例 Vol.10

『平行~全員が並行な直線を引くことができる』



さて、これからのICT教育・掲示機器活用にはどんなことが求められるかについて、私の考えをひとこと申し上げておきましょう。

1、準備が簡単であること
ICT機器を活用した授業を教師向けに公開すると、ベテランの先生に必ず言われることがあります。
「配線するのが大変そう」
「井上先生だから使いこなせるんだよ」
確かに現状の多くのシステムでは、パソコン・プロジェクター・電子黒板などの機器をコードでつなぐ手間がかかります。これを解決するには、教室内に固定してしまって、スイッチひとつで動かせる状態を作れば良いのですが、その状態にできる学校はなかなかありません。

2、操作が簡単であること
とにかく操作が簡単であればあるほど、教育現場にICT機器は使われていくでしょう。
車の運転に例えると、マニュアル車ではなく、オートマ車、さらには最近開発され始めた、危険を察知して車自体がブレーキ判断をするとか、もっと言ってしまえば、運転者の声かけで動いてしまうような。
そんな簡単な操作性で、しかもいろんなことができる機器が出てきたらすごいでしょう。

3、軽くて持ちやすい
おそらく2015年頃には、けっこう多くの学校で「デジタル教科書」の活用が始まることでしょう。紙ベースの教科書にかわって、タブレットPC的な機器に教科書をインストールして使う学校が出始めるはずです。
この時に求められることは、とにかく『軽い』ということです。300gくらいにはしてほしいですね。

4、場所を取らない
教材提示装置でけっこうやっかいなことは、場所を取るということです。
プロジェクター型は、40人いる学級の狭い教室だと場所がなくて使えません。そのため、先日私が主張した「薄型大画面デジタルテレビ」の導入が必要になってくるわけです。私の勝手な予想ですが、デジタルテレビとの連動をさせたICT機器がこれから生き残るのではないだろうかと思っています。

5、細かく画面操作できる
子どもたちに作図の発表をしてもらったり、提示教材に意見を書き込んでもらったりする場面があります。また授業する先生が細かく書き込んでいく場面もあります。そんな時に、従来のアナログ黒板に書く時と同じくらいに細かく操作できることが重要なポイントです。



以上、5点に限って意見を書いてきました。
まだまだ求められることはありますが、それは機会があったらまた書くことにします。



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