子ども達の長所さがし

先週は始業式と入学式だけだったので、子ども達ともあまり知り合える感じではなく、新しい学校に異動した気疲れもあって、土日はばたんきゅ~~~となっていた担任です。
今日からいよいよ授業が始まりました。といっても教科書を配ったり、委員会や係を決めたり、大そうじをしたりという感じの1日をすごしたわけです。

1日子ども達といっしょにいると、かなり長所が見えてきます。長所が見えてくると子ども達が可愛くなってきます。たくさん話しかけてくれた子がいましたし、さっそくはじめた「かけ算検定」に猛烈に取り組んで、たった1日でほとんど終わらせてしまいそうになった子もいました。

そんな中での、今日の一押しは元気いっぱい職員室にあいさつをして帰った子です。
私からこんなことを話しかけてみました。

「あのさ、3月まで教えていた6年生の女子はね、登校と下校の時には必ず職員室に来て、ものすごく元気な声で『おはようございま~すっ!!!』ってあいさつをしていたんだよ。毎日だよ。すごいよね。君たちもやってみるといいんじゃない?」

この話を聞いて、「どうしようか???」と友達同士で目を合わせていましたが、その直後、校庭側の窓から、
「さよ~なら~~~~っ!!!」
という元気いっぱいな声が聞こえてきました。
職員室にいる先生達が思わず、
「お~!張りきっているねぇ!」
と感心したほどでした。

どんな学校へ行っても、子どもの素直な心にふれることのできた時に、教員は元気回復していくみたいです。
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新学期が始まりましたね

今日はどこの小学校でも始業式や入学式が行われたことでしょう。

私は異動先で5年生の担任になりました。
今日は子ども達とご対面。

第一印象は、これまでクラスが単学級だった状況から、児童数が増えて2クラスに分かれたため、仲の良い友達とクラスが分かれてしまい、2週間前までいっしょの教室にいたクラスメイトのことが気になって気になってしょうがないという感じに受け取れました。

入学式のあと5年生全員を集めて、ちょっと指導を入れさせてもらいました。

「入学式に参加した自分自身の態度を自己採点してみましょう。100点から順番に10点ずつ下げながら言うので、自分がその点数かなと思ったところで、教室の自分の席に着いてください。」

さすがに100点はいませんでしたね。80~90点が数名。60~70点が多数。中には0点という子もいましたので、
「どうして0点なの?理由を聞かせてほしい。」
とたずねると、
「2年生が歌っている時にふざけて歌ってしまったから。」
と答えてくれました。

高学年は、自分の行動をしっかり見つめ、次の行動に生かしていくという姿勢がとても大切な課題ですから、自分に対して厳しい採点をした子たちは今後の成長が期待できますね!


さて、まったく同じ時間に前任校でも入学式をしていたことでしょう。
3月の卒業式で本当に立派な態度で参加していた5~6年生が1年生を出迎えていますね。
しっとりした雰囲気の中で落ち着いた入学式を行っている姿が目に浮かびます。
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