子ども達の長所さがし

先週は始業式と入学式だけだったので、子ども達ともあまり知り合える感じではなく、新しい学校に異動した気疲れもあって、土日はばたんきゅ~~~となっていた担任です。
今日からいよいよ授業が始まりました。といっても教科書を配ったり、委員会や係を決めたり、大そうじをしたりという感じの1日をすごしたわけです。

1日子ども達といっしょにいると、かなり長所が見えてきます。長所が見えてくると子ども達が可愛くなってきます。たくさん話しかけてくれた子がいましたし、さっそくはじめた「かけ算検定」に猛烈に取り組んで、たった1日でほとんど終わらせてしまいそうになった子もいました。

そんな中での、今日の一押しは元気いっぱい職員室にあいさつをして帰った子です。
私からこんなことを話しかけてみました。

「あのさ、3月まで教えていた6年生の女子はね、登校と下校の時には必ず職員室に来て、ものすごく元気な声で『おはようございま~すっ!!!』ってあいさつをしていたんだよ。毎日だよ。すごいよね。君たちもやってみるといいんじゃない?」

この話を聞いて、「どうしようか???」と友達同士で目を合わせていましたが、その直後、校庭側の窓から、
「さよ~なら~~~~っ!!!」
という元気いっぱいな声が聞こえてきました。
職員室にいる先生達が思わず、
「お~!張りきっているねぇ!」
と感心したほどでした。

どんな学校へ行っても、子どもの素直な心にふれることのできた時に、教員は元気回復していくみたいです。
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