
昨年末の撮り鉄シリーズが完結しましたので、昨年秋の名古屋出張シリーズも最終回にしましょう! (^^;) 数日間の滞在を終えて新幹線で帰る直前、少々空いた時間を使ってあおなみ線にブラリと乗った際の記録です。
……とは言っても、天気は「ブラリ」という言葉とはほど遠い、暗く冷たい雨……。あおなみ線に乗るのは2回目で、前回は開通直後、時間の関係から小本まで行って帰ってくるという程度でしたので、名古屋貨物ターミナルから先、新たに高架化して整備した区間の様子を楽しみにしていたのですが、金城埠頭あたりで展開する肝心の名古屋港大パノラマもどんよりと煙っていました (-_-;)。それでも、数日前に車扱貨物を激写して一人で盛り上がってしまった昭和町界隈を港越しに望んで「あー、鉄分濃厚だった出張もこれで終わるなぁ……」という感じでしみじみ (^^;
金城ふ頭駅の周辺は、天気さえ良ければ散歩してみたくなる雰囲気ですが、天気が天気なので改札でトランパスを通したあとすぐに折り返しの電車に乗車。最大の楽しみである名古屋貨物ターミナル・ウォッチに向かいました!

名古屋貨物ターミナルは、その名の通り名古屋近辺で集荷されるコンテナ貨物の拠点であり、ここへ向かうコキが名古屋駅の新幹線寄りを通過してゆく光景はおなじみですが、肝心の貨物ターミナルは周辺の道路からはウォッチしづらい高い位置にあることもあり (→今回訪れて初めて知りました ^^;)、これまで雑誌などでその全貌や入卒の光景などが明らかにされることはほとんどなく、非常に謎めいた印象がありました。それが、あおなみ線の開通によって一気に神秘のヴェールがはがされたという次第! 小本駅のあたりから側線が現れ (今回は、数少ない「カーラック」コキ71が数車留置中!)、荒子→南荒子→中島にかけて、あおなみ線の東側に巨大なターミナルが広がっていました……!
そして、ここの入卒に従事しているのが名古屋臨海・ND552の赤いバージョンです! ND552は国鉄DD13タイプの典型ともいえる車両ですが、名古屋貨物ターミナルに配置されているND552 15は正真正銘のDD13を譲り受けたもので、塗装とあいまって国鉄時代の貨物シーンがリアルに再現されているかのようです! (*^^*) むかしは横浜港界隈や鶴見線でも見かけたよなぁ……DD13!
いっぽう、ND552 16は側面やキャブの形状が違っており、如何にも珍品な印象を受けます (^^;)。他にも、検修区には水色のND552が停車していましたが、今後は水色化して行くのでしょうか……?!
とりあえず、おすすめ撮影スポットとしては、南荒子駅のホーム北端 (1枚目) と荒子駅のホーム (2枚目) といったところでしょうか。根岸ほど頻繁ではありませんが、ホーム横で入卒三昧を楽しめる理想郷だと思います。しかしこの日は暗い雨 (T_T)。手ぶれ補正のおかげで辛うじて停車時に撮れたという感じです……(@o@)。
※補足:ND552三重連さまのご指摘をうけ、一部記述を変更しました m(_ _)m