地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

相鉄創立90周年・記念ステッカー出現

2007-12-05 15:14:00 | 大手民鉄 (相鉄)


 ふだん余程のことがない限り、一般の鉄道趣味者の脳裏にはまず思い浮かぶことはないにもかかわらず、横浜市西部や神奈川県央の住民にとってはなくてはならず、10両や8両の長大編成が2〜3分間隔で洪水のように行き交っている……それが相鉄という存在です。相鉄といえば最近では、如何にも私鉄電機なスタイルをしたED10や、17m国電の系譜に連なるモニ2000が引退したことや、JR・東急との直通計画、それにCI戦略にともなう塗装変更などが話題になっておりますが、それでも如何せん神奈川県内限定鉄道ですので、たまに話題が花火のように盛り上がったかと思えばすぐにしぼみがち……(汗)。でも、そんな地味さがまた何とも、かつては砂利運搬鉄道だった相鉄にふさわしい感じがして、地元ファンとしてひときわ愛着を覚えずにはいられません (^^)。
 そんな相鉄がこの12月中旬、ついに会社創立90周年の節目を迎えることになりました! そこで先日、川崎でキハ52を撮影した帰り、そういえば最近久しく相鉄を撮っていないなぁ……灯台もと暗しなのもいかんなぁ、と思いまして、高架化工事の関係で変化しつつある天王町・星川駅で撮影してみました。



 今回フィーチャーするのは新7000系。ちょうど高校への通学で毎日乗っていた80年代中頃〜後半に登場した新7000系は、平天井、VVVF、そして7755Fのセミクロスシートなどなど、次から次へと打ち出される新機軸にあっと驚くことの連続だったのを思い出します。まあ、外観デザイン的には元祖7000系の野暮さの方が相鉄らしくて好きで (^^;)、新7000系は野暮でもなく洗練でもない中途半端な印象を抱いたものですが、今にしてみれば、その後の8000・9000系へとつながる過渡期の車両らしい存在だったのだなぁ……と思います。
 そんな新7000系も、登場から早いもので約20年が過ぎてしまったわけで……(@_@)。廃車や休車が相次ぐ7000系とは異なり、新7000系は新CIカラーを身にまとうことが決まっていますが、その際にVVVF関連も交換されるのかどうか、大いに気になるところです。それを控えて、変わりつつある天王町 (1枚目) と星川 (2枚目) を行く現カラーを記録できたのは収穫でした (^^)。
 それはさておき、相鉄の全営業車両には現在、↑の通り90周年記念ステッカーが貼付されておりまして、記念グッズも続々と現れております。パスネット体制が完全に崩壊した今、各鉄道では相次いで昔ながらの記念切符が復活しておりますが、相鉄もご多分には漏れないようです (^^;)。
 しかし、それ以上に個人的に超!注目しているのが、5000系及び旧6000系の「鉄○コ○クション」!! 旧6000系は黄緑塗装だけといわず、旧塗装バージョンやモハ6021も是非よろしく頼みます……(あるいは3010系でもオーケー!! ^^;)。そして、釣掛時代の2100系2段窓車や、2000・3000系なども出してくれれば、興奮して鼻血が止まらなくなりそうです (爆)。