地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

北の国鉄型めぐり (16) 八戸のタラコ

2007-12-13 05:09:57 | 国鉄型車両


 八戸駅にて、16:11発の4連久慈行を見送ったあと、しばらくの間「ふぅ〜〜暑くてやってられん!」という感じでヘロヘロになりながらも、相変わらずホーム先端で粘り続けていたのですが、それはひとえに「もしかすると《うみねこ》塗装車が祭り関連増結のために出庫してくるかも知れない……」というイイ加減な期待を抱いていたためでした。しかし、その後16:48発の鮫行になる列車が入線しても、いっこうに増結する気配はなく……八戸線営業サイドとしては、祭りがあろうがなかろうが、通常の運用体制を崩すつもりは全くなかったようです。
 そこで「あ〜あ、期待が外れた。でもまあ最後に4連も撮ったから、今回の一連の撮り鉄も満足だったなぁ。これで東京に戻るのか……」と思った矢先、八戸16:44着の列車が何と3両オールタラコという超豪華編成で現れましたので、突如興奮は沸騰状態に!! \(^O^)/



 いやはや……八戸運輸区にもタラコが3両もあったとは! 下調べを十分にせずイキナリ腰を抜かしている自分が何とも間抜けですが、そんな数両限定のタラコが異なる運用でバラされることなく、あくまで登場時を彷彿とさせる美しい3連を組んでいるとなれば、これはもう本当に、旅の最後の最後に宝くじ大当たり!という感じです(*^^*)。
 そこで思い出してみれば、今回の北東北・北海道の旅の振り出しとなった弘前駅でも、五能線のタラコ編成を撮影したのでありました。タラコに始まりタラコに終わる……そんなドラマチックな旅の余韻を感じながら、「はやて30号」の車内で500mlの缶ビールを一気に傾け (本八戸→八戸の移動が超寿司詰めだったからでもあります ^^;)、夕暮れの岩手山を眺めながら東京への帰路についたのでした。

 以上をもちまして、長らくお送りしてきました07年夏・北東北&北海道の撮り鉄記録を締めくくることにします。お楽しみ頂きどうもありがとうございました m(_ _)m そしてまた来年夏、札幌に1週間ほど出張することが決まってしまいました (^^)。今度は711系や札沼線をどう楽しもうか……早くも思案しているところです。ホンネを言えば、厳冬期に出張して雪まみれシーンを撮影したいのですが (^^;;