地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

北の国鉄型めぐり (15) 八戸のキハ40系列

2007-12-07 11:35:43 | 国鉄型車両


 今回の北海道での撮り鉄を終えたあとは「スーパー白鳥24号」で午後4時前に八戸に到着。そこで、すぐに「はやて24号」に乗って東京へ戻っても良かったのですが、折角なのでここは是非八戸線のキハ40・48を記録しようと思いまして、「はやて」の予約は18時発の30号としておいたのでした (笑)。
 そこで、まずは去る黄金週間の十鉄・南部縦貫訪問のついでに目を付けておいた八戸駅3番ホームの先端に向かいまして、16:11発の久慈行が車庫から入線するシーンを撮影しました。この時点での気温は軽く30度を超えており、ホームの上は鉄板焼状態でしたが (@o@;;)、見事な編成美の4連をファインダーの中で追いかければ、そんな苦労も吹っ飛んでしまったことは言うまでもありません (*^^*)。



 いっぽうこちらは、ほんの少々移動しまして本八戸駅で撮影した2連です。八戸線の列車は一部3・4連があるのを除けば、ほとんどが2連。まあ、日中のスカスカな時間帯であれば十分快適で旅情も満点かも知れませんが、この日は八戸市内で大規模な祭礼が行われており、短い編成に大量の乗客が殺到したため、まさに田園都市線を上回る大混雑となっていました (@O@)。
 それはさておき、盛岡のキハ52・58が全車引退してしまった今や、盛岡色のDCは八戸運輸区のキハ40・48のみとなったわけで……八戸線のほか、東北線八戸以北・青い森鉄道の一戸=八戸間・津軽線でも運用され、地味〜に活躍を続けるキハ40・48を、これからも折に触れて楽しんでみたいものだと思っています。
 あるいは、これまでキハ52・58人気の陰に隠れていたキハ40系列も、これからは注目を集めるようになるのかも知れません。そして、東南アジアの1000mm・1067mmゲージを採用している各国での使い勝手が良い日本製DCの代表格として、いずれキハ40系列も輸出される日が来るのかも知れませんが、そのときにはこれら八戸のキハ40・48も川崎港に姿を現すことになるのでしょうか……?