地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

関鉄常総線・タラコ色キハ101活躍中

2007-12-15 17:58:48 | 地方民鉄 (関鉄系)


 タラコ色のDCといえば、忘れるわけには行かないのが関鉄のキハ101です!
 去る9月中旬にタラコ色の御披露目がなされてから早いもので約3ヶ月。韓国出張のため初日には訪れることが出来なかった私も、帰国後さっそく常総線を訪れまして、むかし相模線や八高線で親しんだ (?) 何とも懐かしい雰囲気に酔いしれたものです。そして、先月の平日休みにも改めて水海道を訪れ (既に1ヶ月以上過ぎてしまいました ^^;)、出庫して下館へと向かうシーンを撮影してみました。
 キハ101が運用される水海道以北の区間は、ひなびた駅や集落と水田の風景が連続し、タラコ色の単行との組み合わせはまさに国鉄時代の地方ローカル線そのものな光景ではありますが、水海道駅周辺の今どきな建物との組み合わせも「21世紀にタイムスリップして現れたタラコ」という雰囲気で結構気に入っております (^^;)。基本的にキハ101の守谷行は設定されていませんが、幾何学的な雰囲気を炸裂させたTXの守谷駅と組み合わせると果たしてどんな雰囲気になるのでしょうか? (^^;



 それにしても勿体ない……と申しますか、残念でならないのは、去る11月初旬のダイヤ改定をきっかけとして、それまで平日は3往復設定されていたキハ101の運用が僅か1往復に減ってしまったことです……(-_-)。関鉄はただでさえ運賃が高く、守谷までTXを利用するとしても相当の出費になるというのに、1往復しか撮影できないというのは何とも効率が悪く割に合わない話であります (T_T)。休日に至っては、日の短い今の季節だけに、明るい時間の撮影はまず見込めないわけで……。また、平日に訪れたとしても、水海道駅周辺では後追いでしか順光撮影できないのは何ともはや。水海道車庫の直前区間であれば午後順光ですが、今の季節は余程場所を選ばないと建物の影がかなりきつそうです (まだ試しておりません ^^; ここで撮る前に、早めに筑波山バックを決めておかないと……)。
 こうした理由により、折角のタラコ色復活もほとんど趣味界では盛り上がっていないように感じられるのは私だけでしょうか。うーん、もちろん一般の利用客サイドからみればキハ2200・2400が来る方が良いに決まっているのですが (^^;)……せめて土曜休日の日中に2〜3往復してくれれば、もっとファンの訪問による増収を図ることも出来るのでは、と思います。あるいは、そもそもキハ30・35自体がやはり101・103系と比べて全然人気のない車両であるために、大して盛り上がらないのでしょうか……??
 そういえば、最近はスカ色 (常総筑波色) キハ102が動いているシーンを見かけないのですが、やはりキハ2405・2406の導入による余剰→休車でしょうか (T_T)。