地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

東急8000系を作る (途中経過編)

2008-09-05 22:10:20 | 超へっぽこ模型製作


 今まで模型を自作した経験は全くなかったのに、どうしても東急8000系の模型を手許に置いて眺めたい……という一心で無謀にも始めてしまったGM製板キット製作 (汗)。とりあえず塗装済みの板を切り出して車体を四角く組むだけで激しく緊張し、「こりゃあ~果たして東急8000系引退を記念して年内に完成させるという目標は達成できるだろうか、いや無理だろう」と途方に暮れつつ、「それでも前に進めなければいかん」と思ってアップしたのが前回の記事でした (^^;)。
 しかし製作中のブツを、本棚に車両工場チックな雰囲気でディスプレイして日夜眺めておりますと……少しずつ手を加えたくなってしまうのが人情 (笑)。そこで気が付いてみると「とりあえず仮組みしてみたら結構イイ感じ♪」と楽しめるところまで来ました。車番はもちろん、伝説のリバイバル急行として走り抜けた8039Fと、さよなら運転を飾った8017Fです♪



 先頭車はまだ窓をはめておらず、車体と屋根も接着していない状態ですが、各編成2両の中間車は既に全車とも塩化ビニル製の窓をはめ終え、屋根も接着し、ほぼ完成に近づいてきました。あとはパンタを載せて動力or下回りトレーラーと接着するだけですが……ちょっと待ったぁ! パンタ回りの機器がいつの間にか剥がれている……(鬱)。これはやり直しの運命ですが、このパーツ、屋根に穴を開けて埋め込むのではなく、接着剤を使って単にペタッと貼るだけですので、どうしてもショックに弱いのです……(-_-;)。
 このほか、窓貼りは本当に苦労の連続……。細長い塩ビ製窓パーツをそのまま横一直線にペタッと貼ってしまうことが出来ればラクなのかも知れませんが、車体の裏側を見ますとドア部と側窓は非連続面となっており、ドア部も中間が盛り上がっていますので、もし横着しようとすると、貼った窓が車体キットの凹凸の影響で平面にはなってくれないという問題が……。唯一の策は、塩ビ製窓パーツを少しずつ切って、凹凸に合わせて丁寧に貼って行くのみ……。
 厄介な問題はこれだけではありません。塩ビ製窓パーツの幅が車体キット側の凹凸よりもほんの少々広いため、そのままピンセットで貼ろうとすると決して上手くはまらず、浮いた感じの仕上がりになってしまいます。そこで、事前に忘れずに窓パーツをほんのごく僅かに細くする必要があるという……。模型製作ではこういう問題は当たり前なのかも知れませんが、何せ私にとっては初体験の連続で気分はヘトヘト (爆)。
 というわけで、初心者の無謀としか言いようのないキット製作ではありますが、偉大なる東急8000系に至誠を捧げるための8017・8039F同時完成 (→目的自体がすっげー自己満足 ^^;) に向けた道筋がとりあえず見えてきた……という感じです。