地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

秩父鉄道5000系・いぶし銀の秋

2008-09-15 12:41:55 | 地方民鉄 (秩父)


 5000系つながりで、秩父5000系をアップしてみることにしましょう (^^;
 秩父といえば……現在東急テクノシステムで改造中の8500系が果たして秩父に行くのかどうか注目を集めているところであり、当ブログとしましても種別表示器やドアスイッチ設置、そしてサハ組み込みなどの状況から「秩父の可能性が高そう」と妄想し期待しております (^^;;)。既に秩父には、今はなき2000系 (もと東急7000系) や5000系 (もと都営三田線6000系) といったステンレスカーが入線している以上、塗装を必要としないステンレスカーに味を占めた秩父鉄道が、1000系の後継車として自ずとステンレスカーを考えていると思われるわけで……。これに加えて、RP誌06年12月の「譲渡車両めぐり」特集で、担当者によって直接「東急8500系は秩父線内を走るのに適切な車両」と言及されている以上、ますますその可能性は高いのではないかと思う次第です。
 それにしても、ステンレスカーばかりになると、秩父の四季折々の風景との調和がとれなくなってしまうのでは……と思われる向きもあるでしょう。しかし、私個人としては悲観しておりません。何故なら、大都会の地下で棲息してきた都営6000系すら、↑これほどまで秩父の秋に馴染んでいるからです……(*^^*)。



 もちろん、現状では国鉄101系の生き残りである1000系の方が乗って良し、撮って良しであることは言うまでもないのですが、その1000系すら登場時には100・500・800系と比べて「秩父には似合わねぇ~!」と思ったものです (^^;)。しかし、どんな電車でもその路線を走ることによって景色に馴染んで行くような気がします。それは単に、通う側が慣れて来るだけなのかも知れませんが、それ以上に電車に染みつく土地柄や空気感のようなものがあると思うんですなぁ……(^^)。とくに5000系の場合、東武8000系に似せた顔や、結構デンジャラスな走行音 (これまで1000系・MT46の名サウンドの陰でほとんど注目されませんでしたが……^^;) などなど、風景が美しい長大路線・秩父鉄道にはベストマッチの感があります。
 それにしても、もし本当に東急8500系が秩父に来るとすれば、ジャカルタと秩父という全く異なる環境の中で、都営6000系と東急8500系の競演が実現するわけで (爆)、単なる偶然を超えた運命の糸が両者をつないでいた……ということになりそうです。いかん……まだ決まったわけでもないのに妄想が沸々と……(^^;
 このほか秩父鉄道といえば、鉄道コレクション第9弾に秩父800系旧塗装登場!!! これを見たくて、中1の秋に秩父初訪問を敢行した私としては万々歳ですね~(*^^*)。出来れば1000系登場に合わせた黄色+茶帯バージョンなども……と思うのですが、そのくらいは自分で塗り直せということでしょうか (笑)。他にも運輸省規格型シリーズと称して100系の鉄コレも登場してくれれば (その場合、クハニ20とクハ60のいずれかがシークレット。笑)、ますます万々歳……。
 ともあれ、1000系国鉄色が次々に現れた昨年秋のようなてんやわんやの事態にはならないでしょうが、今年も秩父が熱い秋になりそうな気がしています。