地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

秋の秩父路電車三昧 (4) ウグイス1009F

2008-12-06 09:58:53 | 地方民鉄 (秩父)


 今や巷は秩父7000系の話題でもちきり。当ブログのアクセスも何やら非日常的な展開となっていますが (^^;)、10月末の秩父訪問記のつづきです。
 武州中川でスカイブルー1001Fとイエロー1012Fを撮ったあとは、羽生方面から移動する途中武川で交換したウグイス編成を三峰口で待ち構えるべく、1本前の電車で移動。しかし……三峰口で下車後、フラットな曇りということで車両公園での撮影にはまりまくっている間に、いつの間にかウグイス1009Fの到着時刻となってしまい、入線シーンは思い切り撮り逃してしまいました (超爆)。
 もっとも、そこから先が実は美味しいシーン! 最近の三峰口駅での傾向として、到着する電車は利用客の便を図るため基本的に1番線に到着し、すぐに折り返すわけではない場合には一旦最奥部の折返線(かつての貨物用引き込み線……でしたっけ?) へ向かい、さらに2番線か3番線に入って発車までしばしの休息をとる……という動きをすることが多いような気がします。そこで、1009Fもその例に漏れず、深い森の風景をバックに地味~な低速走行を披露してくれました (*^^*)。もちろん、そうではなく最初から2・3番線に到着する場合もあると思いますので悪しからず (^^;)。



 それにしても……ウグイス編成が登場してから初めての撮影成功まで、かれこれ数ヶ月かかったとは……。秩父ファンとしては何とも情けなく恥ずかしい限りですが、そこで改めて、日帰り旅行する時間的余裕すらなかった今年の個人的な忙しさをひしひしと再確認……(-_-;)。ま、こうしていつの間にか良い感じに汚れたウグイス編成を、三峰口駅にて、しかもHMなし状態で撮影出来ましたので、まずは満足ではあります。もうちょい明るい曇りで、露出に余裕があれば有り難かったのですが (汗)。
 ところで周知の通り、黄帯を備えたウグイス1009Fは、遠く離れた関西線の101系を再現したもの。そこで個人的には「何故このような、関東プロパーではない色をわざわざ再現するのだろうか……。関西で秩父鉄道という存在は果たして馴染みがあるのだろうか? 純粋な山手線テイスト、たとえ現実には101系では見られなかったとしても、この際だから見てみたかった。秩父鉄道の国鉄色リバイバルグッズでも、ウグイスに黄帯が入っていないものもあるようだし、そのうち剥がすことで2バージョンをファンに披露する目論見なのか……?」と、あれこれ妄想したものでした。しかし……今改めてつらつら思うに、これって実は、7000系の正面グラデーション帯を予告するものだったのでしょうか?!(そんなことはないか。超爆 ^^;;;;;)。