地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

秩父7000系非貫通顔・長津田から発送!

2008-12-10 15:33:00 | 貨物列車 (甲種輸送)


 東急8500系あらため秩父7000系の甲種輸送は、東急長津田工場での改造に一応の目途がつき、ついにファンの前で神秘のヴェールを脱いだタイミングを狙ったかのように急遽 (?) 設定のうえ、○れいん誌HPにて時刻が公表されたわけですが……個人的には「羽生で東武と秩父がつながっており、半直対応の東武30000系は久喜以北にも乗り入れ出来ることから、前代未聞の東武経由・30000系牽引による譲渡回送なんてのも面白いなぁ……」な~んて妄想してみたり (爆)。しかし、ふつうにJRFに任せて八王子→武蔵野線経由としても、別に何のデメリットもないわけで、妄想は所詮妄想で終わりましたね……はい (笑)。
 そんな秩父7000系の甲種輸送、最近は毎週水曜日の勤務が運良く朝~午前中となっていることから、東急兼秩父ファンとして当然逃すわけには行かないだろう……と思いまして、勇躍帰り道に長津田で途中下車して撮影してみました。



 とくに今日のお楽しみは、ついに非貫通顔バージョンをド順光の下で撮影できる!ということです。非貫通顔バージョンの恩田での完成→デヤサンド直前顔出しシーンは、残念ながらちょっとの時間差で逃していたのですが、長津田検車区への搬入順序からいって非貫通バージョンが先に授受線に引き出され、初日に長津田を後にすると予想されたことから、運良く仕事のオフと重なってニンマリ (笑)。さらに、輸送直前の授受線の様子を眺めてみたところ、7002F3連が八王子方、そして部品取り8500系中間車2両が横浜方に連結された状態……ということは、長津田→八王子間の輸送中は後追いをしても非貫通顔を強調した撮影が出来ず、そうではなく授受線から引き出されJR側線へと入って行くシーンを長津田の陸橋の上から後追いすれば順光で吉!であることが判明~! そこで、早めに陸橋に陣取りまして無事撮影成功!! v(^O^)v ……といっても、陸橋上のファンはせいぜい10名少々で、まぁ混乱もなく淡々とした撮影風景でしたので、1時間以上前から粘る必要はなかったのかも知れません。撮影された皆さん、どうもお疲れ様でした (笑)。
 それにしてもこの非貫通顔……「なんちゃって貫通路」は別になくても全然オーケーなのでは??と改めて思います。あるいは、こうして眺めてみるとやはりチープさは否めないわけで……(汗)。関係者が広瀬川原でじっくり眺めたうえで「やっぱりや~めた」と判断して剥がしても全く惜しくないように、ということで敢えてチープな様式としているのかも知れません。あるいは、なんちゃって飾りの効果が確認されれば、正式に金属製の飾りを貼り付けるとか……。
 何はともあれ、今後広瀬川原で最後の仕上げ&最初の検査が待っているわけで(床下周りは未塗装→工場関係者の習熟を兼ねて検査&再塗装するのでしょう)、正式なスタイルがどんな雰囲気になるのか非常に楽しみです (*^^*)。