地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

秩父7000系をエスコートする新塗装DE10

2008-12-12 21:43:00 | 貨物列車 (甲種輸送)


 今回行われた秩父7000系の初輸送にあたって、個人的には何と言っても非貫通顔の撮影に最重点を置いておりまして、DE10が先頭に立っているシーンはどちらかというとおまけ扱い。既に長電8500系の初回輸送時に、DE10の次位に部品取り中間車が連結されている授受線からの引き出しシーンを撮っていますので、光線がドピーカンなため正面がつぶれる中、敢えて横浜線ホームからのアングルに拘る必要もないだろうと判断した次第……。横浜線内走行シーンも、ただでさえ仕事で疲れているうえに、最後尾が中間車だから後追いしてもつまらないので省略でOK、というノリでした (^^;;)。
 ところが何と! 八王子から到着したDE10 1666は、まさに検査終わり立てホヤホヤという感じで全身がピカピカツヤツヤ (^O^)。それならば撮らないのももったいない! (笑) 光線条件の悪さはレタッチでカバーしよう……ということで、授受線~JR側線でのDE10の表情をとらえてみました。



 まずは陸橋からの授受線シーン。横浜線脇の斜面の影ゆえ、直射日光が当たっている7000系&部品取り車とDE10との明暗差が激しすぎないか……と思いきや、EOS 40Dの「高輝度側・階調優先」モードのおかげで無難に写ってくれたのは何ともありがたい限り (^^)。せっかく上手い具合に田都のスロープを8500系が駆け上がっているところだったというのに……8500系の正面を画面内にしっかりとあしらうのを忘れてしまいました (^^;;;;;;;;;;)。
 いっぽう2枚目は、横浜線内での輸送を待たずして中央林間行に乗って帰る直前のカット。これも「高輝度側・階調優先」モードとその後のレタッチで、何ともドラマチックな雰囲気となりました (^^)。しかも、このあと急に空が暗くなり、横浜線内ではドン曇りシーンしか撮影できなかったようですので、青空バックのメリハリの効いた状況の中で、ピカピカのDE10と秩父7000系の組み合わせを撮影できたのはなおのこと良かったなぁ……と思っています (まぁ結果論ですけど ^^;)。
 ちなみに、本来東急とJRのあいだにはオレンジ色のホッチキス玉状パーティションが設けられていますが、折角ですのでレタッチ時に根性で消しました (爆)。実際にはこれとは全く違った光景となっていますが、あくまで個人的に東急8500系→秩父7000系の新たな旅立ちを記念したいという思いだけでやっていることですので、宜しくどうぞ悪しからず (笑)。
 なお、熊谷貨物→武川→広瀬川原間の輸送は仕事のため撮影できませんが、ついに8500系が秩父の鉄路を踏む光景をネット上で眺めるのが楽しみです……。