また来週関西出張がありますので、その前になるべくたまった京都ネタをアップしておくことにしませう……というわけで、普段は余り注目されないものの (?) 何気に濃過ぎる梅小路の訪問記です。
梅小路蒸気機関車館の最大の目玉といえば、毎日3回(多客時には臨機応変に増発)運転される「スチーム号」であり、8630・D51 200・C61 2・C62 2が交代で充当されています。具体的な充当スケジュールは公式HPにて告知されており、京都訪問の都合と適宜照らし合わせて何度も通えば4機すべてを記録することが可能ですが、これまで個人的には8630に当たることが多かったといふ……(^^;)。個人的にはこのうち、目出度くJREでの復活が決まったC61の、大振りな動輪と (C62と比べて) 軽快な雰囲気の組み合わせが結構好みでして、いつか当たらないものか……と思っておりましたので、ようやく先月中旬うまくC61の運転に当たることが分かった瞬間、思わずPC画面に向かって「よっしゃ!」とガッツポーズ (笑)。
そこで、梅小路公園の入口に面した七条通のラーメン屋(安くはないけどまぁ美味い) にて気合いを補給したのち (笑)、いざ入場券を買って館内へ。スチーム号の運行には時間があるため、英国との交流に関する展示を眺め、他の機関車を撮りまくっていますと、いつの間にか「そろそろ乗務員が現れて出発準備をするかな……?」という頃合いに。そして吹き上がる黒煙と蒸気……。午後の順光線を浴びて黒い車体を鈍く輝かせるC61の急行用旅客機としての貫禄は十分です(*^^*)。しかも、この日は雲の流れが非常に速く、時折バックの空が暗く落ち込むのに対して手前が明るいという、個人的には超お気に入りのライティング♪ そして……何が素晴らしいかと申しますと、出発準備から終了後の燃えガラ始末までの一部始終を必死に撮りまくっている撮り鉄は私だけということ(^O^)。これだから梅小路の日常はやめられません! これであとは……牽引されるトレーラーが遊園地スタイルではなく嵯峨野トロッコと同じ車両に変われば最高なのですが……。脇に放置されているオハ46には復活の気配はなさそうですし (^^;