東急8500系・東武非対応(○K)編成の廃車とインドネシア輸出が相次いだ約4年前、「休車と復活を繰り返しながら延命してきた8606Fの運命も最早これまで……そろそろ離脱してインドネシアか?」という予想がネット上を飛び交っていたものですが、車両の利用計画がコロコロ変わって一寸先は全て闇であるのが東急の常。8606Fは何と全般検査を受け、晩夏の田園都市線沿線に美しき姿を披露したのを眼にした瞬間、余りにも衝撃的な感動を受けたのを思い出します……。以来、早いもので約4年。○K編成である8606Fは相変わらず小まめな休車扱いを受けながらも、スカートなしの幕姿を保ちつつ活躍を続けていますが、そろそろ再び「この編成は次の検査を受けるのだろうか……?」という関心の的となる時期を迎えつつあるように思われます。
そんな8606F、先日9003Fの出場をたまたま見届ける前に田奈にてしばし撮影していたところ……41Kで御登場!\(^O^)/ 8500系のうち最後まで幕が残っていた8606・07・10F (「幕車三兄弟」? ^^;) のうち、ジャカルタに転じた8607・10Fは今やエコノミーACとして最も酷使される運用に入っており、帯色も当初の青+水色から青+黄色へと変化しているのと比べますと、如何にも8606Fは箱入り娘として大事に(いや、かなり勿体ないかたちで)使われているなぁ……ということが一目瞭然。まだまだ十分イケそうだ、という印象が強いのですが、余り検査期限を先延ばしにするわけにも行かないでしょうから、恐らく数ヶ月中に何らかの動きがあるのではないか……と予想しています。ジャカルタには多分行かないとして……果たして秩父か長野か、それともまさかの検査・延命となるのか(その場合にはスカートなし・幕が温存されるのか?)、いろいろな意味で目が離せないでしょう。
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