地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

嵐電モボ631「江ノ電号」を撮る

2010-06-13 00:00:00 | 地方民鉄 (近畿)


 鉄道会社間にはたまに姉妹提携というものがありますが、元祖的存在として個人的にパッと思いつくのは、山岳鉄道技術の導入にちなんだスイスの鉄道と箱根登山・大井川鉄道井川線の関係でしょうか。いっぽう最近は新たに、性格が似た路線どうしが提携を結び、互いの車両塗装を再現するなどのPRで「相互乗り入れ」を図ることがブームになりつつあるような気がします。そこで、先週末には都電荒川線と阪堺電軌が「塗装で相互乗り入れ」を始めたようですが(都電のイベントは仕事で行けず……)、それに数ヶ月先だって姉妹提携した江ノ電と嵐電を忘れるわけには行かないでしょう(笑)。それを記念する塗装のうち、個人的には既に、江ノ電の「嵐電号」は撮っているのですが、嵐電の「江ノ電号」につきましては遠方であることに加え、関西出張の都度ほかの路線に浮気してしまったため後回しになっておりました (^^;)。しかし……先月の出張時に無事撮影成功! (^O^)



 思うに、嵐電で特定の車両に狙いを定めて撮影するのはかなりのギャンブル (^^;)。と申しますのも……日中は列車の本数がラッシュの半分となり、しかも2連運行ではないため、単純に考えて日中は所有車両の大部分が車庫に入ってしまうことになります。というわけで、朝のラッシュアワーに合わせて訪問すれば格段に確率が上がることになりますが、首都圏からの日帰り出張撮り鉄ではそれも難しい話。そこで……梅小路訪問後、205番の循環バスで西大路三条に向かい、少々撮影後嵐山行に乗って途中で「江ノ電号」とすれ違えば「当たり」(→嵐電に密着)、すれ違わなければ「ハズレ」(→阪急嵐山線へ) という方針を立てたところ……太秦広隆寺で無事「江ノ電号」と遭遇!\(^O^)/ そこで、夕方からの用務に向かう移動の便を考えて、太秦天神川界隈(地下鉄東西線始発駅)で撮影に励んだのですが……雲の流れが異常に速く、日陰露出にセットしていたらイキナリ晴れて失敗!というカットも (T_T)。結局お気に入りカットとして残ったのは今回アップした2枚となったのでした (2枚目など……画面奥は陽が差しまくりですし ^^;;)。
 それにしても……京都で見る江ノ電標準塗装、似合いすぎです (*^^*)。