春のダイヤ改正と、それに伴う車両の変動を控え、各地の消えゆく車両が気になる今日この頃ですが、そもそも諸行無常の理に従うならばあらゆる車両も必ず引退し、あるいは姿を変えることになりますので、やはり普段から乗って記録して楽しむのがベストであろう……ということを、業務繁忙期につき余りカメラを触る時間がない私は負け惜しみとして思うのであります (苦笑)。しかし、完全にカメラを遠ざけているとカンが鈍りますので、普段の通勤・お出かけついで鉄のチャンスに備えてカメラを携行することは欠かせません。
とくに普段利用している田園都市線は、車両更新計画の遅れにより8500系天国状態が続いておりますが (^O^)、如何せん編成数が多く運用距離も長いため、特徴ある編成の日常を記録しようとしても「沿線になるべく意識して貼り付く粘り腰」そして運に大きく依存しています。したがって、何はなくともまずカメラを携行して運用を観察し、僅かな持ち時間に巡ってくるチャンスを活かす地道な努力があってこそ報われるというものです。
そんな田都の名役者といえば、○K編成とは別に、東武直通可能で特殊な帯を巻いた8614・8634・8637Fが存在していることは周知の通りです。しかし8614Fは最近……出退勤時に急行としてイキナリやって来て「ををっ!」と驚く機会が多いものの、そういうときに限って途中で下車して返しを撮影する時間がなかったり、夜間であったり……撮る機会は巡って来ません (苦笑)。まぁ現在は宣伝ステッカーが貼られた状態ですので良いのですけど……(でも撮れれば嬉しいです。汗)。
いっぽう、昨年目出度く装飾が剥がされ赤帯一本締めとなった8634Fは既に曇天時に撮影していますが、先日ようやく晴天時に撮影成功!!\(^O^)/ もっとも1枚目の画像は、太陽の位置ゆえにイマイチ側面に光が回っておらず……。2枚目も後追いながらド順光で撮影出来る場所を考えたところ長津田を発車するシーンしか思い浮かばず、渋谷方の先端が電柱にかかってしまっているという……。というわけで、当面は撮ったというのみで、より完璧な撮影はまた改めて要挑戦です。現在の赤帯が何時まで保たれるかは全く見当もつきませんので、「なるべく早めに撮っておくに越したことはない……しかしその機会が何時巡ってくるのか見当もつかない」という焦燥感も当分続くことになります (滝汗)。