
京急1000形がさよなら運転を行って早いもので約8ヶ月。たとえ駅や沿線で電車を待っていても、古風ながら洗練され端正なボディがやって来ることはありません。それでも、昨年末の京急百貨店イベントで発売された1000形鉄コレに思わず飛びついてしまう心理の底には、やはり1000形の勇姿を求めて止まない渇望が……。
そこで今日は、行き交う後輩たちの姿と1000形の幻影をファインダー越しに重ね合わせ、1000形への思慕を改めて内心で確認してみようかと思いまして、さよなら運転を撮影した場所を再訪してみたのでした。しかし……何とそのとき奇跡が!! さよなら運転の先頭に立ち、引退後もクト2の牽引用として生き残っていた1351+1356が、クト2を引き連れて猛スピードで迫って来たではありませんか!!

いや、これは奇跡でも何でもございませんで (^^;)、実はとある方から回送の運転を昨日ご教示頂きまして、「平日休みとこんな超貴重な機会が重なった以上撮らないわけには行かない!」と勇み立って沿線を訪れた次第です。現役当時と何ら変わらない俊足ぶりは誠に素晴らしく、ファインダーの中であっという間に迫って来まして、緊張とオーラで思わず身震いしてしまうほど……。
そしてクトが動いているシーンも、後追いながら初めて撮影することができ大満足……と記したいところですが、後追い可能な位置まで猛ダッシュすべきところ、折悪しく幼稚園児の親子連れが狭い道をこちらに向かっており遠慮せざるを得ず……(鬱)。ワンテンポ行動が遅れ、必死に構えてシャッターを切った時点で手ぶれ補正の効き具合がイマイチでした……(号泣)。レタッチでシャープを思い切り強く施し、何とか見られるレベルとなりましたが……。まぁこれも運命でしょうか。
伝え聞くところでは、1351+1356+クト2の組み合わせも最早長くはなく、デト全車の下回り交換が終了し、デト1編成を常時救援車としてスタンバイさせることが可能になる時点で完全引退となるとか。したがって、1351+1356が検査目的で本線を走行する機会もこれが最後という可能性もあります。それだけに、1000形の本当の最後かも知れない力走を記録出来たことのありがたさをしみじみと噛み締める次第です……。果たして今後、1351+1356は保存されるのでしょうか? まずは一縷の望みを抱き続けるしかないでしょう。
最後に、この運転をご教示下さった方に心よりお礼申し上げます!! m(_ _)m