
田都沿線でカメラを構えていますと、今のところ余程のことがない限り少々待てば当たり前のように8500系が姿を現します。しかし、一時期の節電ダイヤにおいては8500系の日中~夕方の運用が本当に少なく、下手をすると1時間以上「東武田園都市線」状態さながらにT運用ばかりとなり、その中に少々S運用が混ざる程度であったことを思い出すにつけ、こうしてリハビリが進んで久しぶりに沿線にてカメラを構え、当たり前のように日中8500系をジャンジャン撮ることが出来ることの喜びを噛みしめずにはいられません……。

それにしても8500系は相変わらずギンギラギンにさりげない美しさであり、骨折後の苦しみを経て改めて幼い頃に感じた単純明快なカッコ良さを痛感せずにはいられません (*^^*)。そんな8500系も、副都心線関連ゆえの東横線へのテコ入れが終了すれば置き換えが再開されるのかも知れず、こうしてのんびり・まったりとジャンジャン撮影出来るのも今のうちだろう……と気を引き締めなければならないと思う今日この頃。うーん、来年春以降は東急車輌がJREに身売りされ、子会社の食い扶持をつなぐために5000系を発注する必要もなくなる以上、鋼体が余裕で50年持つと思われる (既に7000→7700系でほぼ実証済み?) 8500系にVVVF化延命工事を施して車両新造費を節約する……なんてことはないのでしょうか。勿論、神々しい走行音がなくなるという嫌いはありますが、この車体がいつまでも東急に残ることに大きな意義があると思われますので……。まぁそういうことをすると、地方私鉄やインドネシアに持って行くことが可能な編成数が大幅に変動する可能性もあるでしょう。とにかく全ては今後フタを開けての……といったところでしょうか。