普段はうら寂しい横浜本牧駅が突如壮絶な人の海と化した神奈臨50周年記念イベントから、早いものであっという間に一週間が経ってしまいました (汗)。しかし、のんびり・じっくりとレタッチをしながら、神奈臨ファンにとって感動のひとときを思い出して噛みしめる作業はまだまだ続く……というわけで、当日の展示における最大の目玉であったC56 139の晴れ姿です!
今回C56は、道路側からも極めて撮りやすい位置に留置されましたので、SL撮影用の大行列に並ぶ必要が全くないという点で非常に有り難いものがありましたが、それでもイベント開催中は道路から撮影してもバックに無数の人々が写り込み、どうしてもイベント臭を画面から排除することは出来ないという問題もありました。しかし……早起きは三文の得♪ 前回アップのクラから引き出すシーンに加え、こんな感じでベストな光線&背後に来客無しという状態で、魅惑のトラ+緑コキとの晴れ姿を記録することが出来たという……(*^-^*)。これはホント、かつての小海線を彷彿とさせるかのようです……(年齢ゆえに小海線シーンをナマで見たことはありませんが)。
C56 139の展示は、1枚目の画像でも超!お腹いっぱいですが、やはりDL牽引によるデモンストレーション運転は圧巻でした……(*^O^*)。トラ+緑コキに加えてシキ1000+ヨなんて、模型上でしか有り得ない超無茶苦茶妄想編成に過ぎないと思うのですが、そんな妄想を逞しくした編成がいま目の前をこうして進んで行くとは……! しかも御丁寧なことに、ボイラーの中に煙を送り込んで「如何にもそれっぽく」魅せているという……。いくら場末とはいえ、ここは港ヨコハマ。C58が国鉄の高島貨物線を走って以来 (このイベント、当時小学生だった私の場合は、親がこういう催しに疎く興味もないため全く目にしておらず、事後的に雑誌で知ったのみです……)、33年ぶりに凄まじい数の来客の注目を浴びながらSL長大 (?) 編成が動いたということで、これは横浜の歴史においても一大「事件」なのではないかと思う次第です……!
しかし、もっと凄い光景は他にもあった……ということで続きは改めて (^^;
それにしても、このSL展示&運転の模様はネット上のいろいろなところで見られ、如何に従来神奈臨とは無縁だった人々がこのイベントに吸い寄せられたかが明らかであろうというものです (汗)。『神奈川新聞』には、わざわざ新潟・長岡から来たというヲタ親子へのインタビューが載っていましたし (このイベントがネットを通じて告知されるまで、神奈臨の「か」の字も知らなかったに違いない……)、そういえば会場内でも「本牧」のことを「ほんまき」とかデカい声で連呼し、如何にも自分は横浜と縁もゆかりもないヨソ者であることをアピールしまくっているヲタもいました (@_@)。