台北出張鉄シリーズはまだまだ続きますが、ここらで少々閑話休題 (^^;
周知の通り、台湾鉄路管理局と江ノ電は去る4月に観光連携協定を結び、期間限定で使用済みの江ノ電「のりおりくん」及び「平渓線一日周遊券」を相手方窓口に持参した客に対し、無料でこれらの切符をプレゼントしてしまうという、何とも太っ腹なキャンペーンを展開しているわけですが (但しキャンペーン期間に発行されたものに限る)、果たしてどの程度の客が実際に券面を交換するかはさておき、少なくとも駅頭 (及び江ノ電車内) で大々的にポスターを貼って宣伝している以上、観光面でのアピール効果は相当大きいことが予想されます。とりわけ江ノ電は関東一円はもとより全国から観光客がワンサカと押しかけるわけで、その車内でレトロムード炸裂する九分の街の夜景や雄大な十分瀑布の写真を見せつけられれば、誰もが「台湾に行きたいワ~ン♪」(爆) という気分になることは言うまでもないでしょう。そして言うまでもなく、台湾においても《鎌倉・江之島》といえば極めて良く知られた存在。「もし余りにも多くの一日乗車券交換客が殺到したら、それこそ商売あがったりではないか?」と、商売っ気のないドシロウトは思わず心配してしまいますが、江ノ島駅の待合室に展示されている協定の正文を見てみますと、収入はもっぱら二の次。沿線観光のさらなる振興によって日台両国人民の友好を促進するという偉大な目標があるのです!
というわけで、先日の台北訪問にあたっては、さっそく試しに江ノ電「のりおりくん」を「平渓線周遊券」に交換して日帰り平渓線ツアーに出掛けたかったのはやまやまですが、そもそも協定発効から日本を出発するまでの間に「のりおりくん」を購入して江ノ電をウロウロするヒマがなかったという……(-_-;)。しかも、まとまった時間を確保して台鉄に浸ることが出来たのも、最終日となった日曜の午後2時まで。台北近郊住民の観光客がワンサカと押しかける休日の平渓線にて、人をかき分けとんぼ返りするというのもイキな話ではありません (そもそも台北駅で朝7時台の区間車・羅東行に乗ったところ、スネ夫8連が観光客満載で笑いました……汗)。
そこで、何とか来年3月までに必ず台北を再訪することを期しつつ、ようやく当面の多忙が去った先日、平日休みを使って超~久しぶりに江ノ電を訪れたのですが (具体的な撮影成果はまた改めて……^^;)、脳内に未だ濃厚な「台湾分」が充満している中で江ノ電の電車を眺めていると、ある妄想がムラムラと……。そう、折角江ノ電には「嵐電号」がある以上、台鉄との連携協定を記念した「台鉄号」もあるべきではないか?!と (超爆)。
いったん愚の骨頂も極まる脳内妄想物質がネットリ・ギトギトと流出を始めた以上、もうフォトショップ・エレメンツの画面を凝視しながらマウスをシコシコといじる指先は止まりません (^-^;)。所要約1時間半程度で、藍色普通車テイスト炸裂の妄想塗装が完成です♪ 一応、張り上げ屋根部分をグレーとし、かつての旧型DCに近い雰囲気としたバージョンと、素直に張り上げ屋根部分も藍色にしたバージョンの2通りとしてみましたが、さてどちらがお似合いでしょうか? あ、でも……今の平渓線らしくするのであれば、DR1000の警戒色+ステンレスにしなければならないですかねぇ……(滝汗)。というわけで、DR1000も出演させるべく、2枚目の画像ではキャンペーン・ポスターのイラストをハメ込んでみましたが、遠近に合わせてイラストを変形させるワザがよく分かりませんので、超駄作ということで悪しからず (「イメージ」ですよっと……爆汗)。
何はともあれ、とんだお目汚し大変失礼致しました (→わざわざ新しい記事カテゴリまで作っておきながら、何じゃこりゃ……? なお、このカテゴリはコメントも可ですので、ツッコミ歓迎です ^o^;;)。妄想に終わらず、実際にやって頂けると非常にウレシイのですが……藍色は併用軌道等で目立たないからダメ? (汗)