地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

相鉄3000系 (旧国車体) を作る (3)

2014-02-11 00:00:00 | 超へっぽこ模型製作


 はっきり言って切り接ぎだらけで、自らドツボにはまっているとしか思えない相鉄3000系 (旧国ボディ時代) の製作。前回アップした時点では、電動車3両の車体が何とか組み上がるにとどまっておりましたが、勿論そこで疲れ果てて放ったらかすという選択もありました。しかし……そのような態度では、幼い頃から親しんでいる相鉄への愛を貫くものとは言えません (笑)。というわけで、クハ3500×3につきましても、クハ79とクハ76の板キットをバラバラにブッタ切って継ぎまくり! その後は隙間にはパテを塗り込み、瞬着を流し込み、作業の都合で一旦シルヘッダーをナイフでそっと削り落とし、ガーッと紙ヤスリで表面を平滑にし、改めてプラ線でシルヘッダーを表現し、裏には鉄コレ台枠対応化を兼ねて補強のプラ板 (と申しますか、4mm幅の極薄プラ線) を貼り……何とか3両のクハが組み上がりました!



 このうちクハ3501・3502 (1枚目) につきましては、正面の縦方向雨樋を丁寧に切除し、さらに70系用ルーバーを貼っておりますが、ロクサン車体のモハ3000 (正面雨樋あり) と異なる雰囲気がそれなりに醸し出されて自己満足♪ (笑) いっぽうクハ3504 (2枚目) につきましては、事故廃車となったモハ63を譲受して復旧させたというシロモノということで、ロクサンの深い屋根の両端が丸屋根になっているという非常に特異な車両です (正面ルーバーはありません)。というわけで、まだ施工途中ですが、慎重にヤスって丸屋根を整形中……(汗)。完全にヤスリ作業を終えたのち、正面ヨコ方向の緩やかに円弧を描いた雨樋をプラ線で表現する予定です。
 何はともあれこんな感じで、たとえヘタクソな低級Nゲージャーであっても、ナイフと紙ヤスリ片手に夜な夜な必死にシコシコと指先を動かすことで、何とか困難な作業を前に進めることが出来ました (笑)。今後は引き続き、モハ3両の屋根整形や表面最終ヤスリがけも並行して進め、6両一気に塗装!という方向に持って行きたいと考えているところです。チンタラと進めつつも目指せ!年内完成!……と思いつつも、これだけ車体組みが進んでしまいますと、意外と完成は早まりそうな気がして来ました。この先も飽きなければの話ですが……(滝汗)。