地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

東急1000系、総合車両から長津田に戻る

2014-02-13 00:00:00 | 貨物列車 (甲種輸送)


 早いもので約一年前の話となりつつある東横線の副都心線直通開始ならびに日比谷線への直通廃止の結果、1000系の余剰車が総合車両に入場したものですが、本日そのうちの6両が長津田に戻って来ました。そこで、今日は上手い具合に昼時に時間を確保出来たことから、八王子からの到着シーンを撮影してみました。DE10による東急甲種の牽引そのものは見慣れた光景ですが、徐々にJRFが新型罐HDD300の配置を増やしている昨今ですので、今のうち……といったところでしょうか。



 それにしても今回長津田に戻って来た1000系、いろいろとナゾが多い……。とりあえず3連化され、渋谷方から1503+1603+1703と改番された3両は、徹底的に床下をいじられているだけでなく、赤帯を外して銀色まっさらとなっていますが、これは要するに池多摩線投入にあたって新7000系と似たグリーン濃淡帯をまとうことになるのでしょうか? また、性能的にも新7000系に準じたものになっているのでしょうか?? 形式名も7000→7700や7200→7600の事例に倣い、1500系と呼ばれるようになるのでしょうか?? 個人的には、最早使う機会がないということで潰された種別幕の部分にデカい車番が付いているあたり、どうも違和感ありありなのですが、まぁこれもいずれ見慣れたものになるのでしょう。
 いっぽう、赤帯を巻いたままの1000系中間車3両は、床下も全くいじられていないようですが……一体何故わざわざ甲種輸送の費用を払って金沢八景まで行ったのか全くわけが分かりません (汗)。一応改造するつもりであったものの、やはり予定を変更して手を付けず、現役1000系延命用の部品取り車にするべく再び戻って来たとか……? まぁいずれ詳しい真相が明らかになることを期待したく存じます。

※12日午後のアップですが、13日付記事とさせて頂きます。


 しばらくこのまま何も帯を貼らずに営業運転をして頂ければ結構楽しめそうですが、さすがにそれはないか……。今のところ、少なくとも3本が登場することが明らかとなりましたが、最終的に何本になるのか、中間車の先頭化改造もあるのか、要注目でしょうか?