地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

国鉄交直流急行色475系・最後の活躍へ

2014-02-27 00:00:00 | 国鉄型車両


 来る3月15日のJR全国ダイヤ改正にあたり、北陸に残る475系は果たしてどの程度残るのでしょうか? ということで、富山ライトレール完乗後に当たった475系急行色の記録です。
 富山ライトレール、意外と面白かったなぁと思いつつ、そのまま目の前のJRW富山駅北口から北陸線ホームに進み、金沢行の普通列車に乗ってちょこっと万葉線を再訪しようとしたところ、ななな何と!イキナリ国鉄色が目の前に停車しているではありませんか!!  周知の通り、既にセミクロス化改造が行われ、完全に往時の姿ではないことは言うまでもありませんが、この色はかつて東北線急行華やかなりし頃に上野駅や東北線で目にした姿を彷彿とさせます……(もちろん、厳密には50khz用の455系には裾の細い帯はありませんが)。



 そこで個人的な国鉄交直流急行色の思い出を記しますと……元々私自身は、しょっちゅう上野駅を訪れてネームドトレインを撮りまくるという、今日の国鉄JRヲタの予備軍というべき少年ではありませんでした。一回だけ、同じ中学校の国鉄系な友人に誘われて、東京・上野駅でHMつき特急を撮ったことがあるものの、まぁそれが最初で最後 (何せ原点が東急東横線であり、その後半鋼製釣掛式電車に狂う10代となりましたので……^^;)。そんなときでも、親の出身地である伊豆に行く際に乗る急行型電車への親近感から、目の前に「急行まつしま」などが停車していれば異様にココロがときめいたものです (笑)。
 その後1984年の夏、消えゆくニス塗り旧客に一度でも良いから乗りたいと熱望し、生まれて初めての旧客体験として黒磯~福島をオハフ61で往復するという夢のような旅をしたのですが、その往路では「なすの」の間合い運用で宇都宮から黒磯まで運転されていた455系に当たり、無料開放されたグリーン車で夢のような約1時間を過ごしたものでした (笑……その後のオハフ61との落差がハンパない!)。とまぁこんな感じで、両親が伊豆・横須賀の出身であるということもあって、国鉄交直流急行色の列車に乗ったのはこれっきりではありますが (滝汗)、それでも如何にも地味なツートンカラーの列車には、見果てぬ東北への旅の憧憬と重ね合わせて、カッコ良い……と思ったものです。
 というわけで、土曜の朝だけに目出度く1ボックスを占領し、今や叶わない昭和の長距離急行の旅へのロマンを感じつつ、目の前を並行する新幹線の高架橋がこれから北陸の鉄道に起こす変化に微妙な気分を抱いているうちに、いつの間にか高岡に到着~。4番線でサンダバ待避のため長時間停車するということで、速攻で城端線ホームに移動し、後追いながらもド順光を浴びる姿を有り難く撮影したのでした♪
 この国鉄色475系は、最終的には北陸新幹線開業のダイヤ改正に合わせて、あるいはそれまでに廃車となるものと思われますが、その日まで安全運転で最後の使命を全うして欲しいものです。