先日発売されたRP誌には、いつもお世話になっております斎藤幹雄氏による、マレーシア・サバ州立鉄道に転じた名鉄→会津キハ8502・8503の探訪記が掲載されておりますが、いや~マレーシア的なセンスによる新塗装が余りにも素晴らしいですね……(*^^*)。「気動車は1両だけでも動くのを活かして、転車台を使って単行運転をやってくれれば有り難い。予備車も常に確保出来るだろうし」と思っていたら、どうやらそのような計画があるようでますます楽しみなのですが、転車台がある駅も限られているとのことで、基本的には、週末&短区間運転の観光列車の類いに充当されるのでしょうか……!?
いっぽう、もう2両の先頭車であるキハ8501・8504につきましては、那珂川清流鉄道に引き取られて静態保存されています。というわけで、去る5月に那珂川清流鉄道を初訪問した際には、キハ8500との対面も超!楽しみであったことは言うまでもありません。そこで、入口から進んで行くにつれ次から次へと現れる保存車両に圧倒されつつ入場券を購入し、さらに周回線路の内側奥にある貨車メインの静態保存ゾーンに進んで行きますと……をを~!確かに2両のキハ8500が鎮座しています♪ 屋根付きスペースに所狭しと押し込められた貨車群の谷間に、とにかく窮屈そうに並べられていますので、優美な大窓のサイドビューをじっくりと楽しむことは出来ないのは残念ですが、限られたスペースの中で、会津下郷での放置状態よりも劣化させないようにするためには、まぁ致し方のないところでしょう。
たまに、手前にあるアントを使って屋根の外側に引き出し、撮影会が開催されるようですので、定期的に公式HPを注目していれば、逆光になってしまうものの外での撮影機会も得られるでしょう。それでも、完全に屋根の外に出てくるわけではないようで……究極的には20m車の移動も可能な屋外の展示線が設けられるのがベストでしょうが、果たしてそんなヲタの願望が実現する機会が訪れるのかどうか、超~のんびりと待つことにしたいと思います。