~あらすじ~
推理小説家志望の氷川透は久々にバンド仲間と再会した。
が、散会後に外で別れたはずのリーダーが地下鉄の駅構内で撲殺された。
現場は人の出入りなしの閉鎖空間。容疑者はメンバー全員。非情の論理が導き出す真相は。
第15回メフィスト賞
~感想~
読了後3日もすれば細部を忘却の彼方へ押し去られそうな、総論理細工。実際忘れたし。
だのにフェアプレイ味や論理の面白さ、キレは感じられず、パズラーのていをなしていない。
例によって(失敬)島田荘司の激賞ぶりほどの、文章力も冴えも魅力も感じない。
特に文章は、東大文学部のくせにと言うべきか、らしいと言うべきか、とにかく読みづらい。
第一印象はまさに若書き。血の通っていない人物。白々しい描写。
結局のところ「ルナシーは演歌」の一文しか心に残らなかった。
02.9.28
評価:★ 2
推理小説家志望の氷川透は久々にバンド仲間と再会した。
が、散会後に外で別れたはずのリーダーが地下鉄の駅構内で撲殺された。
現場は人の出入りなしの閉鎖空間。容疑者はメンバー全員。非情の論理が導き出す真相は。
第15回メフィスト賞
~感想~
読了後3日もすれば細部を忘却の彼方へ押し去られそうな、総論理細工。実際忘れたし。
だのにフェアプレイ味や論理の面白さ、キレは感じられず、パズラーのていをなしていない。
例によって(失敬)島田荘司の激賞ぶりほどの、文章力も冴えも魅力も感じない。
特に文章は、東大文学部のくせにと言うべきか、らしいと言うべきか、とにかく読みづらい。
第一印象はまさに若書き。血の通っていない人物。白々しい描写。
結局のところ「ルナシーは演歌」の一文しか心に残らなかった。
02.9.28
評価:★ 2