小金沢ライブラリー

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今週のNXT #259

2015年01月26日 | 今週のNXT
フィン・ベイラー ◯-× タイソン・キッド
(ダイビングフットスタンプ)

この回よりアメリカでの配信が火曜から水曜に変更されたため、今回は特番なみのカードが揃えられた。

ゴングと同時にドロップキックを浴びせたフィンはそのままトップロープからのフットスタンプで秒殺決着を狙うが、さすがに回避される。
シューズに愛猫3匹のイラストを並べたヒールらしからぬタイソンは、フィンを場外の防護壁に叩きつけ、のびのびと反則攻撃を展開。フィンはオーバーヘッドを皮切りにスリングブレイドやノータッチトペで反撃するが、タイソンは延髄斬りの足をつかむとロープを悪用したドラゴンスクリューでフィンの足を痛めつける。
しかしスワンダイブ・エルボードロップとシャープシューターの新旧必殺技を返されると、リバース・ブラディサンデーからフットスタンプを喰らいフォール負けを喫した。


バロン・コービン ◯-× ブル・デンプシー
(エンド・オブ・デイズ)

無敗で秒殺勝利を続けている両雄がついに激突。
まずは打撃戦でコービンが優勢となり、デンプシーが場外へ逃げる。追われて無理やりリングに入れられると、デンプシーはすかさず蹴りを浴びせて反撃へ。体当たりでなぎ倒すと「無敗と言ってもジョバー役時代にお前何回も負けてるじゃねえか」とダイビングヘッドバッドを狙うが、コービンは「WWEではよくあること」と回避し、エンド・オブ・デイズで勝負を決めた。
秒殺とはいかなかったが2分足らずの決着。まだ抗争は続くか。


ナタリヤ&シャーロット ×-◯ サーシャ・バンクス&ベッキー・リンチ
(ターミヌース→タイツつかみフォール)

まずはナタリヤとベッキーが関節の取り合いを展開。次第にエスカレートしてつかみ合いになり、隙をついたナタリヤ組がツープラトンでベッキーを攻撃。たまらずベッキーはリングを転がって交代すると、サーシャはうまくナタリヤにカウンターを合わせて優勢に立つ。ペースが落ち着く間もなくナタリヤも自陣に逃げ、出てきたシャーロットは余裕しゃくしゃくでサーシャを攻めるが、突進をかわされロープに衝突すると、ターミヌースを被弾しついでにタイツもつかまれあっさりフォールを奪われた。


NXT王座戦
サミ・ゼイン ◯-× エイドリアン・ネヴィル
(ヘルーバキック)防衛成功

入場からしてゼインはベルトを扱い慣れしすぎている。
クリス・ジェリコやレイ・ミステリオが欠場中の今、この二人より確実に上手いのが一軍にも数人しかおらず、この二人ほど手が合う対戦となるとさらに少ない。つまりこの一戦は現在のWWEでも最高峰のものとなるだろう。
ここ数ヶ月で5回目くらいの対決となるが、これまでの試合を踏まえてカウンターの応酬が繰り返され、まったく飽きさせないのがさすが。
最後はヘルーバキックをかわしたネヴィルが後方回転エビ固めでカウント2.9まで追い詰めるも、すぐさま起き上がったゼインがコーナー直下エクスプロイダーからヘルーバキックのフルコースを喰らわせ王座防衛を果たした。

試合後、ケビン・オーエンズがまたもゼインを襲撃した。これが一軍なら試合中にオーエンズが乱入して来てうやむやに終わるところだが、このあたりNXTのほうが気が利いている。
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