~あらすじ~
何者かに襲われ十津川警部が連れて来られた孤島には、一年前の殺人事件の証人たちが集められ、事件現場の街並みがそっくり再現されていた。
被告の父は私財を投じて造り上げた私的法廷で証人たちに再証言を求め、十津川には中立的観点からの審理を命じるが、そのさなかに新たな事件が起こる。
~感想~
時刻表とにらめっこする片側で奇抜な設定のミステリも書く作者の、隠れた良品。
設定だけでも十分に面白いが、そのまま逆転裁判の一話で使えそうな証言の突き崩しも実に痛快。
新たに起こる事件がわりと蛇足気味で、犯人も単純な消去法から浮かび上がってしまうものの、設定と証言崩しの妙味だけでも満足は得られるだろう。
15.6.28
評価:★★★ 6
何者かに襲われ十津川警部が連れて来られた孤島には、一年前の殺人事件の証人たちが集められ、事件現場の街並みがそっくり再現されていた。
被告の父は私財を投じて造り上げた私的法廷で証人たちに再証言を求め、十津川には中立的観点からの審理を命じるが、そのさなかに新たな事件が起こる。
~感想~
時刻表とにらめっこする片側で奇抜な設定のミステリも書く作者の、隠れた良品。
設定だけでも十分に面白いが、そのまま逆転裁判の一話で使えそうな証言の突き崩しも実に痛快。
新たに起こる事件がわりと蛇足気味で、犯人も単純な消去法から浮かび上がってしまうものの、設定と証言崩しの妙味だけでも満足は得られるだろう。
15.6.28
評価:★★★ 6