よく勘違いされているが厳密に言うと中邑真輔はまだWWEと契約していない。
WWEと結んだのは「育成契約」で、まずは下部団体であるNXTに送り込まれ、そこで実績を上げて初めてWWEの舞台に立つことができるのだ。
NXTはいわゆる二軍で、数週間に一度まとめて数回分を収録し、それをネット放送している。
アメリカ国内でもテレビ放送はされておらず、会場もフルセイル大学の施設で、観客も数百人ほど。年俸も高額ではない。
週2回のテレビ収録に月1回のPPV放送、その合間を縫って全米をサーキットし、収録には2万人もの観客が押し寄せる、一軍の規模には程遠い。
WWEではよほどの有名レスラーか、よほど将来性を認められない限りは、いきなり一軍デビューはできない。
ここ4年間でNXTを経由せずに一軍に上がったのはたったの3人。うち1人はAJスタイルズである。
先に渡米したプリンス・デヴィット(フィン・ベイラー)、ウーハー・ネイション(アポロ・クルーズ)、KENTA(ヒデオ・イタミ)、華名(アスカ)、リッチ・スワンら日本でも著名なレスラーもまだNXT所属だ。
それでも中邑のデビューは破格の扱いだと言っていい。
数ヶ月に1度行われている特番放送「NXT TAKE OVER」でのデビュー戦で、しかも相手は一軍所属で絶大な人気を誇るサミ・ゼイン(エル・ジェネリコ)。
アメリカで無数のタイトル歴を持つオースチン・エリーズとの同時デビューも目されており、登場時の期待度ではKENTAやプリンス・デヴィットの比ではない。
KENTAのように必殺技の多くがトップレスラーとかぶり使えなかったというハンデもなく、改名せず本名の使用を許されているのも異例だ。
勝利も濃厚なデビュー戦で観客の支持を得られる輝きを見せられれば、先に渡米した連中をごぼう抜きで一軍昇格を果たしてもおかしくない。
中邑真輔のWWEへの道は近いか遠いか。4月1日のデビュー戦が本当に楽しみである。
WWEと結んだのは「育成契約」で、まずは下部団体であるNXTに送り込まれ、そこで実績を上げて初めてWWEの舞台に立つことができるのだ。
NXTはいわゆる二軍で、数週間に一度まとめて数回分を収録し、それをネット放送している。
アメリカ国内でもテレビ放送はされておらず、会場もフルセイル大学の施設で、観客も数百人ほど。年俸も高額ではない。
週2回のテレビ収録に月1回のPPV放送、その合間を縫って全米をサーキットし、収録には2万人もの観客が押し寄せる、一軍の規模には程遠い。
WWEではよほどの有名レスラーか、よほど将来性を認められない限りは、いきなり一軍デビューはできない。
ここ4年間でNXTを経由せずに一軍に上がったのはたったの3人。うち1人はAJスタイルズである。
先に渡米したプリンス・デヴィット(フィン・ベイラー)、ウーハー・ネイション(アポロ・クルーズ)、KENTA(ヒデオ・イタミ)、華名(アスカ)、リッチ・スワンら日本でも著名なレスラーもまだNXT所属だ。
それでも中邑のデビューは破格の扱いだと言っていい。
数ヶ月に1度行われている特番放送「NXT TAKE OVER」でのデビュー戦で、しかも相手は一軍所属で絶大な人気を誇るサミ・ゼイン(エル・ジェネリコ)。
アメリカで無数のタイトル歴を持つオースチン・エリーズとの同時デビューも目されており、登場時の期待度ではKENTAやプリンス・デヴィットの比ではない。
KENTAのように必殺技の多くがトップレスラーとかぶり使えなかったというハンデもなく、改名せず本名の使用を許されているのも異例だ。
勝利も濃厚なデビュー戦で観客の支持を得られる輝きを見せられれば、先に渡米した連中をごぼう抜きで一軍昇格を果たしてもおかしくない。
中邑真輔のWWEへの道は近いか遠いか。4月1日のデビュー戦が本当に楽しみである。