小金沢ライブラリー

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SCP-1301~1310

2018年03月30日 | SCP紹介
SCP-1301 - The Singing Violin (歌うバイオリン)
虹色のバイオリンと弓。バイオリンを揺さぶるか人間の声に曝すと1~13分の間活性化し、その間に弾かれた音を聴いた人物は発声能力を失い、筆記した文字は全て演奏記譜になってしまう。弓を持った人物には効果は無く、それを用いバイオリンを弾くと泣き声や笑い声を奏でる

SCP-1302 - Loss Chaser
未翻訳

SCP-1303 - Hunting Cavern
未翻訳

SCP-1304 - Metafictional Rebirth Ritual (メタフィクション的転生儀式)
フィクションの登場人物を現実に転生させる殺人儀式。大手出版社から本の形で出版された物語の中でその儀式が行われると、発売日から一週間以内に、儀式で殺されたキャラクターと可能な限り同じ人生を歩む人物が誕生する。物語中の出来事と矛盾する結果を出させようとする試みは確実に失敗するが、儀式で殺害された日時を過ぎれば介入は可能となる。儀式には複雑な手順が必要にも関わらず、確認出来ている限り76人が誕生している

SCP-1305 - Cat Lure (擬餌猫)
卵型の胴体と6本の脚を持つ生物。2mの身体を縮めて戸棚やクローゼットに隠れ、猫にそっくりな舌を伸ばして獲物を待ち捕食する。舌は主に猫に擬態するが人間の子供等にも化ける

SCP-1306 - Universal Bird Food (万能鳥餌)
鳥の餌のレシピ。餌を作り設置すると1時間につきおよそ2羽の鳥が現れ餌を食べる。ただし鳥は現れる直前まで存在せず、摂食後には消失する。鳥の収容には機器の故障等で必ず失敗し、翼が無いのに飛行したり死亡していたりと、しばしば常識を外れた鳥も現れる

SCP-1307 - The Person Sharpener (人間削り)
電動鉛筆削り。鉛筆かシャーペンを差し込むと手が固定され離せなくなり、削り口が拡大して人間を引きずり込み四肢を寸断する

SCP-1308 - Hungarian Floater (ハンガリアン・フローター)
人間の皮膚に良く似た生物。自身を折りたたんで人間の声を模倣しておびき寄せ、未知の力で飛行し人体に貼り付くと、体組織を分解して吸収する

SCP-1309 - Time-Locked Town (時の閉じた町)
サウスダコタ州の2,300人が暮らす町。1920年2月5日から1928年8月19日を延々と繰り返している。外部からの来訪者は内部にいる間は消失し、町を離れると再出現する。町人は外に出ると瞬時に反対側から現れ、長旅から帰ったと語る。町民は温厚で危険性も無いが、日付や時間軸のズレを一切認識出来ず矛盾も感じない

SCP-1310 - Examination Room 10 (10番診察室)
オハイオ州のある廃病院の10番診察室。ドアを平均5分43秒だけ閉じると、内部に18歳以下の子供か、その保護者か、医師あるいは看護士が現れる。彼らは正確な知識を有するが偽造された物で、彼らの情報は全く存在しない。担当博士は平行宇宙から人間が送り込まれていると主張した。だが実験によりその研究助手が現れ、診察室に入れられた人物の情報が抹消されるのが本当の能力だと指摘。思い込みによる実験で多くの犠牲者を作り出した博士は研究員に格下げとなった
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