小金沢ライブラリー

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SCP-2151~2160

2020年09月25日 | SCP紹介
SCP-2151 - The Ties That Bind Us (二人を結ぶ絆)
2つの指輪。着用した2人が肉体的に接触すると、指輪が体内に吸い込まれる。同時に2人が接触面から融合して行き、最終的には死に至り、指輪が排出される。指輪の発見時に保護された男女の融合体のみが生存しており、男の素性は不明

SCP-2152 - Home™ (Home™)
女性の胸像。絶えず大衆音楽を流し、10分おきにメッセージを述べる。部屋内に置くと保存的作用(電源の供給、食物の補充、衣服の修繕等)をもたらし、周囲の人物の美的感覚を向上させる。ある時、壁を窓に変化させ、外には夕暮れの情景を映し出した。それを見た者にまるで家に帰ってきたような心地を感じさせた。やがて元の壁に戻ったが、誰かが窓を開いてしまう可能性を危惧し、収容方法は変更された

SCP-2153 - Charitable Clovers (慈善のクローバー)
クローバーに感染するウィルス。感染した葉を摘んだり傷つけた人物は4米ドルを失う。ある慈善団体が作製したと考えられ、空中散布されることも

SCP-2154 - Space nowadays (当節の宇宙)
カナダの天文台で発見された光学望遠鏡。光速による遅延の影響を受けず、現時点の宇宙の様子を観測出来る。通常の望遠鏡で観測される天体のおよそ72%が存在せず、星の光を阻害する雲状の物質が、拡大していると推測される

SCP-2155 - The Mexica Government in Exile (アステカ亡命政府)
450年以上前に滅亡したアステカ文明の残党が実在すると信じ込ませるミーム。影響を受けた人物は積極的にこれを拡散し、やがてメキシコの神々を崇拝し始める

SCP-2156 - Red and Black (赤と黒)
明赤色と黒色の皮膚色素を持つ女性。慢性不眠症と不安神経症を患っており、日に数回、およそ1分間の活動状態に入る。その間は周辺の物体が入れ替わったり、複製されたり、女性の頭部が増加したりする。彼女自身は活動状態の間、ソリティアで遊んでいると認識している

SCP-2157 - The Human Forest (人間の森)
日本のある森で発見された現在41体の人間。裸で足が土に埋まり、西を向いて動かない。土から除去しようとすると一斉に叫び、除去された人物は間もなく心臓麻痺で死亡する。遺体の胃には土が詰まっていた。除去に携わった人物も同様に死に至る

SCP-2158 - The Gun That Never Misses (狙い誤たぬ銃)
牧場主ジョシュア・グラハムの手に握られたリボルバーと、牧場主スタンリー・テュークスベリーの遺体。リボルバーを発砲するとあらゆる物体を透過し、最短距離でテュークスベリーの遺体に命中する。首吊り自殺したグラハムの遺体とともに発見され、除去出来なかったため手ごと切断し収容している。なおテュークスベリーは自然死で、没年はグラハムの自殺から30年後である

SCP-2159 - Head-"Kannon" (ヘッド-カンノン)
不確定の外見を持つ物体。観測者ごとに異なる物体に認識され、予備知識によってさらに改変される
※ヘッドカノン(脳内設定)を皮肉ったSCPである

SCP-2160 - The Happy Place (ハッピー・プレイス)
「ハッピー・プレイス」というタイトルのネット動画。様々なSCPをモチーフにしたような人形劇を放送する
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