このブログはあくまで良心的にいく。この記事は前の
「東条はおもちゃのピストルで自殺?」の補足である。
「一書に曰く」とは日本書紀が異説を紹介するときに
使う表現である。「あるふみにいわく」と送りがなする。
前稿出稿後、インターネットで東条は32口径の小型拳
銃で自殺したという記事を見つけた。これは東条が護身
用として別に持っていた拳銃であるという。つまり将校
用として支給されていた正規の拳銃を使わなかったとい
うことだ。この記事の正否を判断する材料は手元にない。
ある文に曰くとして紹介しておく。
32口径は22口径よりは火力があるがやはり主として
護身用それも婦人用だ。日本でも終戦直後の警官は32
口径の拳銃を持たされていたと記憶する。
殺傷力は弱い。主として相手の反撃力をそぐ目的で携行
させたようだ。アメリカ軍が日本の警官に強力な拳銃を
持たせることを好まなかったからだろう。今でも婦人警
官の拳銃は32口径かもしれない。
前の記事に更新として末尾に付そうかと思ったが長くな
ったので稿を改めた。
私としては22口径説がやはり有力だと考える。理由は
1・事件後の東条の様子からして大した傷は負っていない
2・石原慎太郎氏は都知事として警視庁の資料へのアクセ
スがある(当時、日本側の担当は警視庁と考えられる)
3・佐々淳行氏は警察庁公安エリート官僚の出身であり、
当時の第一次資料にアクセスできる立場にある。
いずれにせよ、東条由布子さんの、60年後に突如とし
て発表した大型拳銃説(それも娘婿のものというディテ
ールまでついたもっともらしい説)は採用しがたいよ
うだ。
「東条はおもちゃのピストルで自殺?」の補足である。
「一書に曰く」とは日本書紀が異説を紹介するときに
使う表現である。「あるふみにいわく」と送りがなする。
前稿出稿後、インターネットで東条は32口径の小型拳
銃で自殺したという記事を見つけた。これは東条が護身
用として別に持っていた拳銃であるという。つまり将校
用として支給されていた正規の拳銃を使わなかったとい
うことだ。この記事の正否を判断する材料は手元にない。
ある文に曰くとして紹介しておく。
32口径は22口径よりは火力があるがやはり主として
護身用それも婦人用だ。日本でも終戦直後の警官は32
口径の拳銃を持たされていたと記憶する。
殺傷力は弱い。主として相手の反撃力をそぐ目的で携行
させたようだ。アメリカ軍が日本の警官に強力な拳銃を
持たせることを好まなかったからだろう。今でも婦人警
官の拳銃は32口径かもしれない。
前の記事に更新として末尾に付そうかと思ったが長くな
ったので稿を改めた。
私としては22口径説がやはり有力だと考える。理由は
1・事件後の東条の様子からして大した傷は負っていない
2・石原慎太郎氏は都知事として警視庁の資料へのアクセ
スがある(当時、日本側の担当は警視庁と考えられる)
3・佐々淳行氏は警察庁公安エリート官僚の出身であり、
当時の第一次資料にアクセスできる立場にある。
いずれにせよ、東条由布子さんの、60年後に突如とし
て発表した大型拳銃説(それも娘婿のものというディテ
ールまでついたもっともらしい説)は採用しがたいよ
うだ。