東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

矮小化してるね、日米戦

2006-03-14 08:34:57 | インポート

WBC日米戦の問題の球審は、あれは自分の判断する権限だからひっくり返したといっている。権限論にすりかえて、問題を矮小化している。

野球のルールは詳しくないが、判断が難しい場合には他の審判の意見も求め判断するという条項があるらしい。もっともな条項だ。テレビのリプレイで見ると球審と三塁走者は一直線上に正対していて、走者の足が離れたかどうかの判定は、走者の足が球審から見て走者の背後となり、球審の死角となって見にくい。セーフの判定をした塁審はショートの前あたりに立っている。横から走者のかかとがベースから離れるかどうか一番見やすい位置にいる。しかも球審より走者に近い。彼の意見を重視すべきなのは当然だ。

相撲でも見る角度によって行司の死角になる場合もある。そのために物言いの制度もあり、ビデオもある。行司差し違えもある。塁審がセーフと両手を広げたのは明らかにはっきりと確認できたからだろう。相撲ではかかとの影が土俵に写るかどうかまで確認して紙一枚(文字どうり紙ひとえだ)の隙間が土俵の砂と足の裏にあるかどうかまで確認する。


脅迫していたね、日米戦

2006-03-14 08:13:24 | インポート

昨日夜のテレビ朝日で例の犠牲フライのシーンを何回もリプレイしていた。改めて気がついたが、アウトのジェスチュアをする前に球審は、その前に両手を広げてセーフの判定をした若い塁審を呼びつけた。鼻と鼻を突き合わせるようにして、声は高感度集音マイクにも拾われないようにひそひそと、態度は威圧的に、なにやら話していた。若い審判を脅迫していたんだろうね。将来大リーグの審判に昇格したいなら文句を言うなってね。

王監督は明日の試合に気持ちを変えて、みたいなことを言っていた。王監督はそれでよいが、日本の野球界のボスたちはしっかりとフォローしなければいけない。王監督に余計な仕事を押し付けてはいけない。こういうときこそ、渡辺老人は政治力を発揮しなければいけない。なんのために生きているかわからない。

日本のとるべきオプションはいくつか考えられる。選手団を大会から引き上げるのが一番強硬だが、そこまでする必要もあるまい。この試合を無効にするように要求する手もある。最低限でも、この球審が今後の日本の試合に関与することを忌避すべきだろう。これだけは速やかに、はっきりと表明すべきである。