ホリエモン保釈がニュースで幅をきかした夜であった。それにしてもNHKにはあきれる。9時のニュースで1時間近く拘置所の絵しか流さない。ダラダラと拘置所の上空にヘリコプターを飛ばして不鮮明で判別不可能な絵を中継し続ける。ヘリコプターの値段だけでも大変なものだろう。視聴料の使い方にはもっと考えてもらわないと。自慢のハイビジョン・カメラもよく映らない。
NHKの9時のニュースはたしか45分だ。それを5分以上延長して東京拘置所上空の中継しかしない。ホリエモン事件が重要で象徴的なニュースであることは分かるがチト常軌を逸している。最後まで見てたオイラが一番馬鹿だって。ちげえねえ。夜食に炭水化物を食べ過ぎてね。腹にもたれて何もする気がしなくてウトウトしながら最後まで見てしまった。面目ねえ。
ちなみにテレビ朝日はどうだったか。NHKニュースの後一旦切ったテレビのスイッチを10時半に入れた。10チャンネルは北朝鮮の拉致被害者家族がブッシュ大統領と面会するニュースをやっていた。それも終わろうとするところだった。どうせ冒頭のニュースがホリエモン保釈だとしてもせいぜい20分以内にまとめたのではないか。今回はこちらのほうが常識的だ。
それにしても検察というのは未練たらしいね。あれだけ傍若無人な家宅捜索で根こそぎ押収して、株式市場を大混乱に陥れながら粉飾決算と風説の流布か。ちょっと唖然とするね。しかも三ヶ月も身柄を抑えておいてろくに調書も取れていないという。グーの音が出ない証拠を突きつけられなかったということだろう。情けない。公判まで身柄を拘束しても自供を得る見込みもあるまい。面子だけで保釈に反対するとしたら問題だ。
がさ入れのときは、すわ月光仮面現ると期待したのだが。