結構なことである。座席が綺麗になるなら値上げ賛成である。このごろ汚いものといえば、バスとタクシーの座席である。自由化だか新規参入だか価格競争だかしらないが、この頃はタクシーの座席に気持ちの悪いシミが付いていてうっかり座れない。バスのほうはすこしよくなったような気がする。
思うに二つの理由がある。一つは客ダネが変わってきたことだ。安いので前には乗らなかったような連中が乗る。バスに乗ると座席が汚れていて、前にどんなヤツが座っていたのか気持ちが悪くなることが多かったが、最近はタクシーも座席が汚れっぱなしのが多い。汚れは定期的にクリーニングしているのだろうが、落ちないシミがついていても新しいカバーに変えない。コストが見合わないからだろう。
さすがに、大手には少ないがね。あれは何なんだろう。この頃は当たり構わず物を食う連中が多いから食べ物のカスの場合もあるようだ。しかし、尻の当たるところに暗色の赤いシミなどあるとなんだろうと思うね。
つまり一つには乗る連中のマナーが悪くなったり、客種が変わってきたことだ。中国人なんかが大人数で乗り込むとものは食う、大声で喋るなどで大変だとは運転手の話だ。
もう一つは価格競争、新規参入でコスト的に客に不快な感じを与えないようなクリーニングなど出来ない業者が多いことだ。タクシーが汚いと本当に困るんだよね。バスなら立っていることも出来るからね。
手を上げちゃっても座席の汚れに気がついた時は乗らない。しかし、そうそう注意もしていられない。半分からだを入れた後で気がついたときは汚れたところを避けてまずすわる。そして行き先を継げずに「とりあえずまっすぐに行け」という。そしてすぐに降りることにしている。
どうもつまらないことを書いた。お乳を飲んでいたころからタイプライターをたたいていたので、ちょくちょく何か書かないといらいらしてくるんだよね。これも一種の活字中毒だね。