東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

電子マネーの宣伝屋

2007-04-24 12:22:05 | 社会・経済

テレビや新聞はセブンエレブンがはじめた電子マネーの宣伝を大々的にしていいのかね。異様だよ。ひと月ほど前だったか、PASMOというのが始まった時もNHKなど大いにちょうちんをつけたものだ。

パスモは公共機関の支払手段が主で、会員登録も必要なく、いわば準貨幣というか準切符(セップ)だからさして抵抗はなく違和感もなかった。たしかに便利なサービスだから運輸機関にかわって宣伝してやってもそうおかしな感じはない。

さてナナコ・カードだが店頭でパンフレットを貰ったが、二種類あるんだね。一つはビラのように簡単なもの、もう一つは読めないような小さな字で、プライバシー政策だとか会員規約が長々と書いてある。そうしてこれらの文章に合意した上で加入したものと見なすと言うんだね。虫眼鏡で一部を読んだがおそろしいことが書いてある。こんな重要なことを読めないような活字で印刷すると言うのは詐欺師や悪徳業者のやり方だ。

業者サイドを一方的に可能な限り免責するために悪徳業者が常用する手段である。このような利用者の利害に重大な影響のある約款は普通より大きな活字で印刷しなければならない。財務省だか、産経省だかしらないが、しっかりと指導を入れる必要があろう。

ところでパスモだが(スイカも同じ)、タクシーでも使えるようにしてくれないかな。あまりチャージ出来ないカードだから、千円未満の料金の場合だけでいい。ほとんどがワンメーターかせいぜい千円未満の利用が多いから、スイカやパスモで支払えるようにしてくれると有難い。カード一枚ですべての移動がカバーできる。最初は大手からでもいい。この夏値上げするんだから見返りにその位のサービス向上を求めてもいいだろう。