1021号==>東京都は早急に条例を制定して相撲賭博を制度として整備すべきである。
これは前にも何回か書いたことだ。しかし記事も1000号を超えると前に書いたものを探して読めとは読者に言いにくい。
もっとも前に書いたことと全く同じことを言うのではない。前に読んだ人も忘れていると思うので面白く読んでくれると思う。
八百長を根絶するには厳罰で臨み監視制度を完璧に作り上げる必要がある。そのための唯一の方法は相撲の勝負をばくちの対象とすることである。
競馬がそうだ。ケイリンがそうだ。ロトもそうだろう。賭けであるがゆえに不正が出来ないように完璧なシステムを国家権力の有無を言わさぬ力で作り上げる。厳重な刑事罰を用意してある。
競馬で八百長をすれば、当事者は牢屋にすぐぶち込まれる。相撲を賭博化すれば八百長が後を絶つことは明瞭である。
まず、東京都が模範条例を作ればよい。対象は年に三回の両国本場所である。おいおい、大阪、名古屋、福岡市が条例化すればよろしい。
もちろん東京都は競馬を参考にして馬券(アンコ券とでも言うかね)を発行して売るのだ。売上の25パーセントは税収として取ればよい。
相撲界から八百長を根絶する方法はこれ以外にはない。ドーピングも公正な勝負を阻害するから監視対象となるこ。競馬や競輪、あるいはオリンピックをはじめとする競技組織のドーピング制度を参考にすればよい。
今度決まった二人の外部理事のうち一人は検察出身者、監事はもと警視総監だ。かれらの最初の仕事はこれだろう。
馬券収入があるから、制度の整備、運営にはなんの困難もないだろう。