不起訴を喜ぶのは犯罪者である。しめしめ、まんまと検察(警察)をだましおおせた、というわけである。
この反応は法網をすり抜けた犯罪者がもらす安堵と快感の叫びである。
民主党一部(実は相当部分?)およびネトオザワ(新語、意味は?)である。
犯罪者は「疑わしきは罰せず」、の恩恵に浴する。立法者は法の精神を守っているかどうかで評価される。
不起訴を喜ぶのは犯罪者である。しめしめ、まんまと検察(警察)をだましおおせた、というわけである。
この反応は法網をすり抜けた犯罪者がもらす安堵と快感の叫びである。
民主党一部(実は相当部分?)およびネトオザワ(新語、意味は?)である。
犯罪者は「疑わしきは罰せず」、の恩恵に浴する。立法者は法の精神を守っているかどうかで評価される。
小沢一郎が不起訴になる、という情報は今朝の朝刊に確定的な口調で書かれている。ところが正式発表ではないらしい。しかもニュースにはニュースソースがまったく書かれていない。それが関係者によるものなのか、非関係者によるものなのか不明なのだ。主語なしで「不起訴の模様です」と来た。天気予報じゃないんだよ、マスコミさん。原口君がこわいのか。
下拙は市井の一観察者に過ぎない。内部情報を、つまりマスコミ情報も検察情報ももっていない。以下は市井の非関係者による観察と素朴な疑問である。マスコミはこれに答える義務があるであろう。
さきほどのNHKのニュースによると、小沢起訴問題の検察首脳会議は先ほど午後5時から開かれたらしい。そしてその結果はあす公表される。それなのにアナウンサーの口調は断定的である。今朝の朝刊の断定度も90パーセントぐらいだったが、9時のニュースでは99パーセントの断定度である。
これは悪質なリークではないか。特捜がこんなことをするはずがないから、特捜に圧力をかけられる検察庁上層部、そしてその上層部に圧力をかけられる民主党一派によるリークと断じて間違うことはあるまい。
検察首脳会議が始まるはるか前に悪質なリークで自分に有利な流れを作る目的のリークとしか考えられない。そしてマスコミは検証することなしに断定的な報道をした。
マスコミは上記の疑問に詳細、具体的に答える義務がある。
検察首脳会議の開催タイミングも疑惑の対象だ。あすの発表を前に前日の午後5時から開くと言うのは、あきらかに異常だ。いままでにはもっと余裕を持って二、三日前に開かれていたような記憶がある。しかも決定内容が一切漏れるようなことはなかったのではないか。
前日ということはあったかもしれないが、夕方の5時からというのはあきらかになにかあったからであろう。特捜が最後まで抵抗したのではないか、というのが部外者の素朴な印象だろう。リークした不起訴の流れが国民の意識に浸透するのを待っていたといするなら、これはヒットラーのマスコミ利用法となんら異ならない。
なお、朝刊各紙の記事の文言を比較してみるといい。ヒットラー宣伝省のニュースリリースをコピーしたものであることが分かるかもしれない。
これはあからさまな指揮権発動を隠蔽する実質的指揮権発動でないと反論できるのか。この前の鳩山首相お小遣い疑惑の決着も実質的指揮権発動の可能性がたかい。マスコミ、自民党、野党はしっかりしてもらいたい。
& そういえば、先週の記事に来週早々(今週)検察首脳会議を開く、とあった。それが今日は水曜日だ。それも仕事が終わって5時から開催だ。この遅延の原因を取材しなくてどうする > 親愛なる全国のマスコミ労働者諸君
&& そうか、検察審査会で不起訴不当を争う手が残っているか。小沢一郎を告発したのは市民団体だというから、こういう手続きはよく知っているのだろうが。
あと、黄色いペンキと言う手もあったかしら。アワワと口を押さえる。
&&& 政治主導になれば、悪党が為政者側の権力を握った場合、指揮権発動をすることなく、日常的に実質的な指揮権発動が出来るようになる。
戦後の歴史に汚点を残した指揮権発動は60年間に1回しか発動されなかったが、民主党政権では日常茶飯事になろう。
法務省に特捜がある限り、小沢のような悪用は常時可能となる。現行制度のもとでは与党側の慎みと自制のみが検察の独立を保つことの条件である。自民党は最低限の慎みがあったが、民主党と言うのはまったく慎みがない。良識がない。これをナチスと断言しても間違いではあるまい。
特捜を含めて司法の責任者をアメリカのように選挙で選ぶという方法もあるが、これもね、アメリカでも選挙で検察官を選ぶのは地方都市だけだろう。
その地方も日本では民主党が在日外国人に参政権を与えるなんてとんでもないことを言っている。議員の選挙権を与えて検察官の選挙権を与えないというわけにもないから、そんなことになったら恐ろしいことがおこる。
ま、選挙も難しいということで、現在は法務省にあるわけだが、これは為政者側がまともな神経をもっているという前提があるもろい、弱い制度である。狂人、凶人、悪党に渡したら大変なことになる。
小沢一郎のケースはトヨタ自動車と同じく十全なリコール対策が必要であろう。