こんな軍事同盟があるか

今回の尖閣不法上陸事件について、アメリカはまた二枚舌を使っている。
国務省の報道官は「アメリカはどちらの国にも加担しない。日中で話し合いでやってほしい」と地球の反対側にいる無関係な国みたいなことを言っている。
これじゃあんまりだと馬鹿な日本人をだましておく必要が感じたのだろう。アーミテージという海坊主のような男が、「尖閣は日米で守らなければならないが、出来るだけ話し合いでやってほしい」ということをきわめて曖昧な言葉で言っている（らしい）。本音は国務省の報道官と同じだろう。国務省の報道官のストレートな表現では日本が心配するからすこし和らげておこうというだまし文句である。
アーミテージという人物は国務省だか国防省の元官僚で、今はアメリカ武器輸出のブローカーみたいなことをやっている。かっての児玉ヨシオのようなフィクサーである。

これだけ正反対の意見が出る。日本はどちらを信じればいいのか。アメリカは両方言っておけばどちらかがあたる、という犯罪者的な性格丸出しである。

こんな軍事同盟が有るのか。自民党などの「保守派政治屋」くん、直ちに日米安保改定交渉に入れ。こんな局外中立をいうような国の危険なオスプレーを日本に入れる必要はない。

チャイナが何回でもおなじ挑発を繰り返すのはアメリカの本音を見極めているからである。

アメリカの二枚舌は前世紀のモンデール以来なにも変わっていない。日本の自称保守政治家が安保改定を要求しないなら君たちは親米売国奴である。ボーイングに養ってもらっているわけだ。