東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

領土紛争というウィールス蔓延の責任者

2012-08-19 10:37:53 | 社会・経済
原因という言葉にもいろいろある。第一原因、直接原因、誘因、素因、などなど。
アカデミックな議論をここでしても分かる人間もいないから止めておくが。

領土紛争ウィールスを手が付けられないまでに蔓延させた原因は前島とか言う民主党の政調会長にある。
お断り、民主党議員の名前など正確に覚えていないから前島ではないかもしれない。なんか似た名前のおとこだ。
国交大臣もして、ヤンバダムで無責任発言をした男である。

こいつが民主党政権が出来てからすぐに北方領土を視察してマスコミ宣伝(自分の)の目的で「北方領土はあきらかに不法占拠されている」と言ったことがロシアの反発を招き、連鎖反応的に今日のもはや防疫対策の立てようの無い領土紛争ウィールスの蔓延をもたらした。

別に間違ったことではない。命題としては。日本国中やたらに北方領土は日本領土という看板が溢れている。NHKですら、天気予報では日本領土と表示している。

日本国民としては、前島がああいうからには、相手の反応も読んで(別に難しいことではない。小学生でも予想出来る反応だ)、次の一手があっての発言と思う。さすがはヤツは想像に違わず前評判の高い若手政治家のホープと思う。

ところが前島は完全に自分の宣伝だったんだね。次の手を考えずに天ぷら油の中にアルコールを投げ込んだらしい。

ロシアの大統領が北方領土を訪問しても抗議もしない。有効な手も打たない。無責任きわまりない。政治家は、いやしくも、ことを起こすなら、それが国民にどういう影響を与えるかを熟考したうえで、行動、発言しなければならない。

都合がわるくなると、自分の言ったことを忘れたように他人事のように逃げる。民主党も民主党だ、出来損ないの前島の失策をフォローしてやるヤツが一人もいない。